2019年07月11日

2019年「三越左千夫賞」

本年度の日本児童文学者協会の「三越左千夫賞」は
半田信和氏の『たとえば一人のランナーが』(竹林館)でした。
協会のパーティの時に、はじめてお会いしました。
素朴な方でした。

半田氏は、1958年、福井県生まれ。
写真と俳句を組み合わせた作品が、第回小松ビジュアル俳句コンテストで芭蕉賞を受賞。
他にも、いろいろご活躍の方です。小学校の校長先生をされています。
詩集から、一編をご紹介します。



  ネギ   半田信和


庭のすみっこ
何かのついでに植えられて
そのまま
ほったらかし

なのにいじけず
うすみどりの風に耳をすまし

やがて
小さな声をともす

ネギ
というあり方




posted by YH at 09:49| Comment(2) | 日記(途中下車) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月03日

俳句

母と姉もう出会いしか星月夜

時計草触れれば時間止まるごと

万緑にからだを入れて染まりゆく

海へ走るわれも川なり風光る

やはらかきじぶんでいたし燕の子

黄昏は空の裏返し青き風

新蕎麦やうっすら青き恋のごと

こんなにも昔の向日葵小さくない

観覧車夏空の青汲み上げる




また 俳句をを読んでいただきたく、昔のを選んでみました。
posted by YH at 10:43| Comment(4) | 日記(途中下車) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月27日

懐かしい句

梅雨空を一枚捲る夏燕

へこみそうなやはらかな闇蛍狩り

ゆっくりと蛍みてきた顔洗ふ

シーツ干す夏空少し狭くなり

蚊帳くぐり青き魚になりにゆく

尖った肩から夏に触れにけり

恋蛍われもまぼろしかもしれぬ

時計草触れれば時間止まるごと 

燕来る心失ひしときさえも    よしこ
   


ノートを見ていたら懐かしい句、また、載せてみたくなりました。



posted by YH at 15:26| Comment(2) | 日記(途中下車) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする