2017年03月08日

春の空を

3月になりました。
どんどん、日が過ぎていきますね。
時々、なにか大切なことを見失っているのではと、
思うことがあります。

外に出ると、春まだ浅い道、茎を低く咲く母子草、オオイヌノフグリ、
そして、桃の花が、固い蕾から、少しづつ満開に。
落ち椿を拾ったり、ゆっくり歩きながら、
心を空っぽにして、青い空を入れています。

今年、1月からいただいた単行本です。
どなたの本も、視点の新鮮さに心動かされました。
お返事しながら、人はこうして心を積み重ねていくのだと感じました。

高浦銘子  句集『百の蝶』(ふらんす堂)
池尾邦子  詩集『風の音』(ノア出版)
久保恵子  詩集『わたしの心は風に舞う』(銀の鈴社)
鈴木小すみれ 詩集『恋はクスリ』(ボーダ―インク)
きど のりこ 評論『ともに明日を見る窓』(本の泉社)
中川なをみ 童話『晴れ着のゆくへ』(文化出版局)
大瀧 満  詩集『裸木のように』(竹林館)
尾崎美紀  絵本『なのはなごう しゅぱつしんこう』(ひさかたチャイルド)


機会がありましたら、ぜひ お手に取ってください。

それから、眞鍋芳生さんの展覧会(手作りの物)が、
日本橋三越で、3月8日〜14日まであります。
眞鍋さんは岡山の児童文学「とっくんこ」の同人です。


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posted by YH at 11:41| Comment(4) | 日記(途中下車) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月07日

<文学のピースウォーク>

2月5日に 日本出版クラブ会館で
<文学のピースウォーク>茶話会が開かれました。
昨年発刊された「文学のピースウォーク」全6冊について」
児童文学者協会の長谷川潮氏の「シリーズ6巻を読んで」
のお話がありました。
作者、画家さんも出席でした。

昨年より、書店に。
『少年たちの戦争』那須正幹
『すべては平和のために』濱野京子
『大久野島からのバトン』今関信子
『金色の流れの中で』中村真理子
『幽霊少年シャン』高橋うらら
『翼もつ者』みおちづる
(新日本出版社  装丁 中嶋香織)

どれも、長編ですが、ぐいぐい引かれて読みます。
時は、敗戦前後、千年後、舞台は 日本だったり、架空だったり。
お近くの図書館に、ご注文いただければと思います。


寒い日が続いております。
4日の立春は、娘の誕生日で、
用があり、昨日、やってきたので、
巻き寿司を、朝から、10本作っておきました。
私の作るお寿司は、母の味に似ていると思います。
人は、子どものときの味覚を、忘れないのかもしれませんね。



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posted by YH at 11:39| Comment(2) | 日記(途中下車) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月27日

「空色のくすりの四十分間」

45年前頃に書いた童話があります。
「空色のくすりの四十分間」です。(凝っていますね!)30枚ほどの短編です。
冒頭の部分を書き出してみます。

   かおりはドアのかぎあなから、部屋の中をのぞいていた。
  でも、みえているのは白い実験着の父の背中だけだ。いつもそうなのだ。
   かおりの父はY病院の医師だった。病院から帰ると、よくこの研究室に
  している部屋に入り、鍵をかけていた。父はなにかの研究に夢中になっ
  ていると感じとっていた。


それから、いろいろ起こるのですが、ラスト、


   もうすべてを忘れてしまう日がくる。 雪はぼたんゆきになって、なにも
  ない空間をうめつくしはじめている。(略)ふと、向かいの側のホームを
  みると一人の少年が立っていた。(略)そのとき、上りと下りの電車が同時に
  入って来た。(略)反対側のドアに立つと、向かいの電車のドアに少年が立っ
  ていた。二人は目を合わせたが、雪は二つの車両の間をふりしきっていた。
  (略)電車は同時に動き出し、やがて最後の車両がすれちがい、雪の中をおたがい
  の視野からみえなくなっていった。 
   同人誌「未来ッ子」

 始めとラストですが、
四次元の世界で少年と少女は知り合う。しかし、やがて、二人の記憶が消えていく。
が、また、きっと・・


1月始め、映画「君の名は」をみたのですが、思い出しました。
映画では、会えるのですね。私も、きっと、そう思って書きました。
なつかしく、思いました。




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posted by YH at 09:43| Comment(2) | 日記(途中下車) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする