2019年04月20日

空港ピアノ

友人と飛騨高山に、旅行をしてきました。
ずっと行きたいと思
っていました。

高山への車窓は、川の流れの美しい風景でした。
桜の樹が多く、まだ、咲き始めたところでした。
高山では、合掌作りの家がいくつもあり、遠い昔を思いました。

旅行者の多くは、外国人で、むしろ日本人が少なく、
ホテルのエレベーターで、外国の年配の女性と一緒になり、
二人きりなので、思わず、英語で話しました。下手なのですが・・
でも、きっと 喜んでくださったかもしれませんね。>



空港ピアノ       はたちよしこ


TVに「空港ピアノ」という番組がある
空港の待合いに ピアノが置かれ
「どうぞ」と書かれているのだろう
通りがかる人は ふと バッグをおいて弾いていく

その日は マルタ島の空港だった
ピアノを弾いていくのは
足を怪我してプロサッカーを諦めた人
元鉄道員だった人 
赤ちゃんを抱っこ紐のまま弾くピアニスト
人々を助けたいというギリシャの医大生
だれもが いつか夢中で弾いている

その一人がいった
ピアノを弾いていると
マイナーことも
ポジティブのことも表現できる
なにかをみつけ 向かい合い
じぶんを広げていけると

ピアノのそばには
出発を待つ人のソファーがある
人びとは聴くともなく聴いている
そして やがて去っていく
けれど いつか 
この空港ピアノを 思い出すだろうか
明るい希望のように



   「小さな詩集」最終号


posted by YH at 19:41| Comment(2) | 日記(途中下車) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする