2020年05月28日

詩「カケラ」

  カケラ    はたちよしこ

欠けてしまった
こころ・・・・
このままでいいと思った
でも からだが探しに行くといった

電車の中
草のなか
チュリップの花の中までのぞいたが
こころのカケラはなかった

海へ行った
子どものときの海
砂浜を走る
足跡が追いかけてくる

ふと 前に
青いガラスのカケラが光っていた
角がとれ まるく透き通っていた
思わず カケラを拾った

それから
ポケットの海に入れた
すると こころの
欠けていたところに
少しひりひりしながら入っていった



posted by YH at 09:55| Comment(4) | 日記(途中下車) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする