2009年09月15日

旅先


旅先
            
尾道に行ったときのこと
朝、ホテルの前にでると
ネコがねころんでいた
通る人が立ち止まって頭をなでていく

ノラネコらしいが
黒い毛並みが光っている
「いつも ここにいるのですよ」
と地元の人がいう

町を案内してくれるという友人を待つ間
ネコのそばにすわった
ネコは親しげに
靴の上に頭をのせる
かすかに潮のにおいがする

そういえば
飼っていたネコも
わたしの足によく頭をのせた
ふしぎなほど
人の気持ちのわかるネコだった
 
二十年も生きてくれたネコ
そのとき
わたしは出会っていたのかもしれない

家から遠く離れた旅先で



「ノート」より
稲穂を一本、手紙といっしょに
封筒に入れて、送ってくれた友人がいます。
かすかに稲のにおいがながれ、
封筒の中に秋をみつけました。


   秋の空雲にも親子あると知る      よしこ


posted by YH at 09:06| Comment(2) | TrackBack(0) | 詩(旅の風景) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。

はたちさんは
ねこがお好きなのですね。

私は 
どちらかというと犬派です。

以前 飼っていたということもありますが
あの “忠犬ハチ公”のように

絶対的信頼で
こちらを愛し 接してくれるからです。

ずいぶん人間勝手な理由なので
ねこ派の方にはひんしゅくものですが・・・

でも そのおかげで
どれほど励まされ 
勇気づけられたことでしょう。

こうして コメントしている間にも
あのまっすぐでまん丸な眼差しを思い出し

またまた
涙してしまう自分がいます。

去年の12月に旅立ちました。
14才でした。



* いつも 
  ♪ 俳句 楽しみにしています。♪
  
  さっきまで
  きょうの秋空に探していました。

  親とこどもがいるのですね。
  雲の中にも。


Posted by もあママ at 2009年09月16日 16:47
いつもコメントありがとうございます。

犬は、ほんとにまっすぐな目ですね。
私も犬を飼っていました。
犬の目、ずっと忘れないですね。

この猫は、
娘が小学生のとき、捨て猫を連れて帰って・・・でした。
それから21年です。
家族の気持ちを知ってくれていました。
ありがとうって気持ちです。

私は
動物派ですね。

ぶらりとひとりで動物園もいきます。
ゴリラやペンギンのそばにしばらくいます。

お元気でね。
いつも ありがとうございます。
Posted by はたち at 2009年09月16日 18:05
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