2010年06月17日



「そうめんができましたよ」
母によばれる

新聞を読んでいた父が 立っていく
祖母がかいだんを 下りてくる 
姉がおつかいから 帰ってくる

食卓には 薬味のネギとショウガ
ガラスの器には
そうめんが いっぱい

「ひえてるね」
「おいしいね」

油蝉の声が
家をつつんでいる

今年も 夏になると
わたしは
母の声に呼ばれる



『いますぐがいい』より
松山に行ってきました。松山は、市電が走っているのですね。
久しぶりに、市電に乗りました。
市電というのは、次の停留所が見えているのですね。
なんだか、こんなことが、ゆったりとして、とても素敵に思えました。

木の枠が残る旧型の車両には、俳句投稿箱が置いてあります。
正岡子規の俳句の町ですね。
市電にゆられながら、私も投稿しました。

松山から、詩誌の友人のご夫婦に会いたくて、
高知へ足をのばしました。
乗った特急「南風」は偶然?「あんぱんまん列車」でした。
やなせたかし氏の故郷なのですね。

ずっと、以前、やなせたかし氏の「詩とメルヘン」に
詩を載せてもらってことがありました。
絵の美しい雑誌でしたね。




posted by YH at 13:28| Comment(4) | 詩(家族の風景) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
夏の詩、好きな詩のひとつです。普通だった風景がとてもなつかしく、じんとくることってありますね。

南風(なんぷう)にのられたのですね。ずっと昔ひとりで高知へ行った折、乗り換えの岡山駅で「みなみかぜ」はどこからでてますかときいて、おかしな顔をされました。今もどっちが正しいのかわからなくなります。

Posted by ぴっぽ at 2010年06月19日 13:19
こんにちは。
コメントありがとうございます。
一昨日、ぴっぽのブログを見ていたところです。
お元気のこと、安心していました。
また 書き始めているのですね。
楽しみにしています。

列車は「なんぷう」ですね。
列車の名前、土地それぞれの、
親しみがありますね。

神戸は、もう市電は走っていないですよね。
時代は、流れているのですね。
列車は時間も運んでいるのでしょう。

時間よ、ゆっくり ゆっくりと
思いますね。

お元気でね。
Posted by はたち at 2010年06月19日 15:24
こんにちは。

「詩とメルヘン」はいいですねぇ。

私が知ったのは廃刊になる少し前なので
「もっと早くから手にしたかった」と
とても悔しい思いをしたものです。

たしかに
絵の美しい雑誌ですね。

それだから 
手にしたときの幸福感が
何度読みなおしても続くのですね。

おおた慶文 さん
林静一 さん
葉祥明 さん
味戸ケイコ さん
そして  一番スキなのが
  内田新哉さん・・・です。
 
はたちさんの詩は
どれが載ったのかしら?

大切にしまった物の片隅にも
はたちさんの詩の存在があったことを思い
何だかうれしくなりました。

ありがとうございました。



Posted by もあママ at 2010年06月20日 10:05
もあママさん
コメントありがとうございます。

「詩とメルヘン」読まれていたのですね。
同人誌を送ると、その中から載せてくださっていた時代がありました。

その折、
「さくら」の詩に黒井健さんの素敵な絵を付けていただきました。
他に「ゆうぐれ」という、20代に書いた詩に、小谷智子さんの絵を。
もう、20年も前になります。

内田新哉さんは存じ上げないですが、
味戸ケイコさんの女の子は、印象深く忘れられないですね。

夢のある素敵な雑誌でしたね。
詩も自然体のやわらかな詩でした。

もあママさんのブログも、写真や絵が素敵です。
そして、ほんとに多くの詩集を読まれておられるので、とても、うれしいです。

梅雨の中、どうぞ お身体をお大切に。
Posted by はたち at 2010年06月20日 16:59
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