2011年06月15日

わたしが子どもだったとき

わたしが子どもだったとき

夕ごはんを食べていると
畳にぽとりとやもりが落ちてきた
父がいう
すべり落ちたのかな
みんな 笑いながら食べ続ける

ちゃぶ台をたたんで片付けると
畳の部屋が広くなって
みんなで ごろんとする
母がいう
床下に 青大将がいるみたい
みんなも うなずく

夜がふけてくると
天井を ねずみが走る
おばあちゃんがいう
きょうは ねずみの運動会らしい
みんなは 眠りにおちていく
のら犬の遠吠えがきこえる

いつも 静かな夜だった




「ノート」より
ベランダで、ずっと枯れたようになっていたあじさいが葉を広げています。
この季節を、じっと待っていたのですね。

実家のあじさいを挿し木したことがありました。
青い海のような色でした。
実家は、もうありませんが、記憶の中の庭はずっとあるのですね。

姉のこと、お心にかけていただきありがとうございました
人は多くの方との係わりの中で、生きていること、
姉とともに、感謝の思いでいっぱいでおります。

お知らせ
「虫の落し文」の西沢杏子さんが
「虫へのオマージュU」写真と詩によるコラボレーション(写真は小池聡)
山形県立「八ヶ岳自然ふれあいセンター」で7月3日より18日まで開催。

「少年詩2010」に「小さな詩集」4を取り上げていただいています。

posted by YH at 18:47| Comment(2) | 詩(家族の風景) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おはようございます。

ずっとはっきりしないお天気続きですが
お元気でいらっしゃいますか?

仲良しだったお姉さまのことがあったので
はたちさんの体調を心配していました。

でも 
さきほど西沢杏子さんのお部屋にもお邪魔したら
いつもの尺取虫に迎えられ
何だか安心しています。

それにしても素敵な案内カードですね。
写真と詩のコラボで
受け取った方の心に
やさしい灯りがともされますね。

「八ヶ岳かぁ。久しぶりに訪れてみたいなぁ。」って思いました。


ところで 
先日ドイツからお客さまがあり
こちらの旧い町並みをご案内して一日過ごし
お土産には 
まど・みちおさんの『THE ANIMALS』を差し上げました。
とても喜んでいただきましたよ。

はたちさんも喜んでくださると思い
ご報告です。

はたちさんも
西沢杏子さんも
つながっていますね。
まど・みちおさんの小さき物を見つめる確かな目が〜。

少し元気が出ない日々だったのですが
心の湖に小石が投げられ
キレイな波紋が広がって清められた感じです。
(ちょっと表現が下手ですね。^^*)
ありがとうございました。
Posted by もあママ at 2011年06月20日 10:06
もあママさん
コメントをありがとうございます。

ドイツのお客さまに、
まど先生の詩集を差し上げられて、
きっと お喜びになられたことと思います。

そして、もあママさんが
こんな素敵なことを思いつかれたことが
とてもうれしいです。

姉は5年間、ハンブルグに住んでいました。
転勤で、家族で行っていたのです。
もう、何十年も昔です。
ベルリンの壁も崩されてなかったですね。

壁が崩れた後、その欠片が売られていたそうですが、
ふと、私もほしい気がしました。

いつか、骨董市で、ホテルの古い(昭和初期?)
電話BOXのドアが売られていて、しばらく、眺めていました。

ドアや壁に、そこにいた人たちの
喜びや悲しみが、しみこんでいるような気がします。

西沢さんのブログお訪ねくださって、ありがとうございます。
「蛍の夕べ」もいいですね。

もあママさん、
どうぞ お身体をお大事になさってくださいね。
Posted by はたち at 2011年06月20日 18:35
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