2013年03月22日

下敷き

         
小学生の時、休み時間に下敷きで遊んだ。
鉄粉をのせ、裏から磁石で動かすと、いっせ
いに風に流れるように動いた。何度しても楽
しかった。冬には腕の間に挟み、こすっては
静電気をおこし、髪の毛を逆立たせた。授業
中、後ろから友達の髪の毛にもいたずらした。
らくがきもしたけれど、時どき、お風呂でピ
カピカに洗った。
けれど、六年生のころから、下敷きを使わ
なくなった。ノートにそのまま書けるのが得
意だった。大人になった気がしていた。ただ、
気がしていただけなのに。
もう一度、あの下敷きに会いたい。


「ノート」より

きょうは、登下校防犯パトロールしている小学校の卒業式です。
朝、登校の列に防パトに出ました。
きょう、6年生は正装、男子はネクタイに背広。
9時半から卒業式。一人ずつ全員が短いことばをいうそうです。

「6年生、おめでとう!班のみんなで拍手してあげようよ。」
私は、どの班にも声を掛け、拍手をしました。
6年生は、やはりうれしそうでした。ずっと、班での登校仲間ですものね。

1年生のとき、いっしょに家まで送って帰った子どもたち。
葉っぱで遊んだり、なぞなぞしたり、はしゃいだりでしたね。
「中学生になっても、おばさんをみつけたら声をかけてね」
制服の中学生になると、見違えるように大きくなってしまうのですから。

ひとり、帰り道、
なんだか寂しくなった。おめでとうなのに・・・。

子どもたちの未来が平和でありますように。


posted by YH at 10:04| Comment(0) | 詩(子どもの風景) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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