2013年05月15日

パセリ

パセリ

ごちそうが盛られた
お皿の端
わたしは じゃまにならないよう
つつましく

じぶんのよこでおこることを
はじめから おわりまで見ている

つぎつぎと
ごちそうが呼ばれていくのを
ずっと見ている

そして わたしだけがなぜか呼ばれず
最後にひとりぼっち



『レモン車輪』より

この詩集は、1988年出版です。
つい、この間と思いましたが、こんなに過ぎてしまいました。
出版元の銀の鈴社が 再版をしてくださって、
いま 5刷りになっております。
読んでくださった方々、ほんとにありがとうございます。

もう お亡くなりになられましたが、川崎 洋氏が
詩集にお返事をくださって、
「これから 私はパセリを一番に食べることにします」
と、書いてくださっていて、
とても、うれしかったのを思い出します。

こんもりとした森のようなパセリ、
おいしいのですよね。




posted by YH at 14:52| Comment(4) | 詩(風の中の風景) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
パセリって、しっかりした緑でお料理の引き立て役ですね。
ときどき公園などの大きな木でこんもりしてパセリそっくりな木がありますと、嬉しくなります。

私が好きな歌手の谷山浩子さんの歌に「パセリパセリ」というのがあります。賑やかで楽しい歌です。

パセリパセリパセリパセリ 無邪気な弟
パセリバセリパセリ 背すじをのばして歩く
きみは子鹿の輝きで 地平線をかけぬける
それをみつめるあたしの目に 真赤な涙ひとつぶ
きみの緑の髪に とても似合う色でしょ
だからあたしと寝ましょうよ サラダボールの真中で
パセリパセリパセリパセリ 真昼のなぞなぞ
パセリパセリパセリ あたしの名前をあてて!
Posted by otome at 2013年05月17日 14:22
otomeさん

こんにちは。
コメントをありがとうございます。

お元気ですか。
お仕事を、楽しんでおられるでしょうね。

パセリの詩、楽しいですね。
楽しい歌が想像できます。
「あたしの名前をあてて」
と、いうのが素敵ですね。

詩も、曲が付くと、また違うイメージになるのですよね。

この「パセリ」も曲が付いていて、
子どもや女性合唱コンクールで
歌ってくださっているようです。
私は、ネットでしか聴いたことがないのですが。

いつか、同人で、歌詞として、
書いてみるのもたのしいですね。

気候不順の折、
お身体お大事にしてくださいね。




Posted by はたち at 2013年05月17日 17:55
パセリはつつましやかですが、お皿の中での存在感はとても大きいですね。
庭でイタリアンパセリを育てているのですが、メインデッュに添えると、お皿の表情がふわっと変わります。我が家では、なくてはならないハーブです。
Posted by 未月 at 2013年05月27日 00:49
未月さん
こんにちは。
コメントありがとうございます。

お庭でイタリアンパセリを育てていらして
素敵ですね。
ハーブの香り、いいですね。

「お皿の表情がふわっと変わります」・・・
未月さんの視点、新鮮ですね。
お皿が、浮かんできます。

  さらさらと
  空から時間が ふってきて
         (「だから優しく、と空が言う」PHP研究所より)

未月さんのこの詩のように
朝、今日の時間がふってきてくれます。

間もなく梅雨入りのようですね。
どうぞ お元気で。
Posted by はたち at 2013年05月27日 07:01
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