2013年07月03日

難破船ごっこ

難破船ごっこ    

わたしの部屋は
雨が降りつづいている
深い海の底

月のひかりもとどかない
浮かぼうとするのに
沈んだままの難破船

小さいころ
難破船ごっこであそんだ
首かざりや壷の宝物
皮の古い地図
かすかなざわめきの中

わたしを みつけて・・・
みぃつけた!

明るい光が射し込み
泥んこの手に引っぱられ
浮かびあがる



「ノート」より

梅雨は、あじさいがきれいですね。
無人駅に咲いていたあじさいを思い出します。

もちろん改札口には、だれもいなくて、
ホームから、草むらの道に出られるところがあり、
そこに青いあじさいの花が咲いていました。
私は、切符をあじさいの花に挟んで降りました。

今ごろは、山百合も咲きはじめているでしょう。
花は記憶のとびらの鍵ですね。



posted by YH at 09:23| Comment(0) | 詩(風の中の風景) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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