2019年04月25日

詩「悲しみ」

 先日、テロで多くの方が亡くなりました。
一人一人にご家族がおられたはず、辛いですね。

日本は、まもなく「令和」になります。
これから、世界に平和が訪れることを願っています。


悲しみ   はたちよしこ

戦争があった国
なにもかも 失った人たちが
食べ物を求めて 集まってくる映像が
映し出された

あかんぼうを 抱き
ちいさな男の子の手を引いた母親がいる
分け与えられる わずかな食料から
うばい合うようにして
手に入れた一切れのベーコン
母親は とられないように
いそいで口に入れた

食べてミルクをださなければ
あかんぼうは 生きていけない

けれど
手を引いていた男の子が
くいいるように見ているのに
気がつくと
母親は
口からベーコンをだして
男の子に食べさせた

映像は 変わり
平和な
風景がながれた

子どもたちの
笑い声が きこえる



   『また すぐに会えるから』より
posted by YH at 19:14| Comment(2) | 日記(途中下車) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。

私はこの詩を読むたびドキンとします。

この男の子は自分の母をどう思ったのでしょうか。

奪い合うようにしてベーコンを手に入れた母
とられないようにとすぐ口に入れた母
そして・・・・・
口からそれを出して自分に食べさせた母
 
戦禍の中で子どもを守るという意味を
男の子はどう受け取ったのでしょうか。

そして
このはたちさんの詩を読んだ日本の子供たちは
リアルに想像しようがない戦争のこと
それでも「生きぬく」という厳しさのこと
どんな風に感じるのでしょうか。

この時代に生きるからこそ
子どもたちに聞いてみたいと思いました。

きっと いくつもの視点
いくつもの感じ方があるのでしょうね。

殺されてよい いのち
棄てられてよい いのちはありません。
子どもたちがこの詩を読んで
いろんな視点でいのちを考えれば
それが種になって
いつか一人ひとりの実を結ぶのでしょうね。


Posted by もあママ at 2019年04月26日 17:59
もあママさん

コメントをありがとうございます。
今も 日本では、給食だけしか食べられない子が
いると聞きました。

平和とはなんでしょうね。戦争がないだけではないですね。
現実的に、子ども達が、三度の食事ができる・・
そんなことを考えてしまいます。

昔は、貧しい子ども達が多くいました。
時代が進み、豊かといわれるようになっても、
そのしわ寄せは、子どもにいくのでしょううか。
でも、母親がじぶんを思ってくれていることが
わかっていれば、子どもはしあわせなのですね。

防パトをしながら、子ども達が元気な表情を
していると、うれしくなります。
でも、ふと、この中に・・・と
不安になることがあります。

大切にしたいものは、何なのか、
いろいろ考えさせられますね。

コメントをありがとうございます。
気候不順です。
どうぞ お身体お大切にね。

Posted by はたち at 2019年04月27日 11:04
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