2019年08月14日

円山なのめ『雨が刺さりそうだ』

円山なのめ 詩歌 句集『雨が刺さりそうだ』(揺藍社)
      http://nanomenome.com/?eid=323 円山なのめさんのブログです。

 意外性のことばは、心に強いインパクトを与えてくれます。
 くりかえし読むたびに新鮮なものが広がっていきます。
 2001年 西沢雅野で小説『イボ記』(小学館)を出版。
 今回は、俳句、短歌 詩 すべて入れられた一冊です。 
 読むほどに、心に落ちていきます。 すべて、ご自身で英訳されています。


  向日葵と顔すげ替えて盆踊り

  返り文開けば開く芙蓉かな

  枯野見て帰り今でもそこにおり

  孤独より白くあること残り鷺

  二本足まだくちなわの森を出ず


  上り坂ペダル踏み込む向かい風脱皮するにはいいタイミング

  南天の白きちいさき花散れば泥土にも未知の星図広がる

  欠けたるを嘆くあなたの空のうえ円と円とでできた三日月


そして、詩にも意外な展開があります。

      (略)

  あなたが差してゆこうとする傘は透き通って
  雨が刺さりそうだ
  
        (詩「雨が刺さりそうだ」のラスト2行。)
         他にも心に残る詩がありました。



本名は小林雅野さん。
旧姓は西沢雅野さんで、お母様は西沢杏子さん「虫の落とし文」でブログをされています。
素敵な方です。雅野さんには、お会いしたことはないのですが、雅野さんもきっと素敵な方と思いました。




  

posted by YH at 11:16| Comment(2) | 日記(途中下車) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。
大型台風10号のさしたる影響もなくホッとしています。
円山なのめ氏は初めて知りました。個性的な表現には魅力があって、うーんと唸ったりします。
詩作においてオリジナリティーと臨場感は特に意識していますが云うほど簡単には行かず難しいばかりです。「自分が読みたいものを書く」を模索しています。

最近、おーなり由子氏の「だんだん おかあさんに なってゆく」を読んでとても引き込まれました。

レモンさん、詩作に頑張っています。はやく詩集をお届けしたいです。お元気でいらしてください。
Posted by at 2019年08月15日 11:52
末さん

こんばんは。
コメントをありがとうございます。

台風はいかがですか。
お気をつけてくださいね。

円山なのめさんは、読むほどにその深さに引かれていきます。

末さんも詩集をがんばっておられるのでしょうね。
楽しみにしております。

絵本おーなり由子さんの絵本、読みました。
可愛いですね。
絵本は大好きです。
昔は、福音館の本を毎号楽しみにしていました。
単行本になる前のもので、配本が楽しみでした。
子どもより、私が楽しみにしていました。
いまも素敵な絵本があると、買ってしまいます。

いま、パソコンの横に、ほおずきがあります。
前の畑から・・周りにいくつもあるのでいただいてきます。
可愛いですね。
昔、おばあちゃんと水の中で、種を出し、口に入れて鳴らしました。
なかなか、うまく種を出せなくてね。

ありがとうございました。
お元気でね。


Posted by はたち at 2019年08月15日 21:29
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