2019年11月09日

近況

昨日まで、4日ほど、神戸の叔母の家に行っておりました。
叔母は、90歳になりますが、
元気で、今は、一人暮らしをしております。
叔母は、母の妹で、私が小さい頃、一緒に暮らしたこともありました。

叔母の家は、御影の高台にあり、
快晴だった先日は、ゆるやかな楕円形の大阪湾、
そして、少し離れた淡路島まで見えました。
昼間の青い海、夜の湾を包む灯り、
神戸の町は、美しいですね。
生まれ育った土地は、なつかしく心に残っているものかもしれません。


「日本児童文学」11・12月号がでました。
今号は、「特集 詩人まど・みちお生誕110年、没5年」です。

まど先生と、お会いしたときのこともなつかしく、
その作品の奥深さに、改めて、驚かされます。
ぜひ、お読みいただければと思います。



      シマウマ   まど・みちお

    手製の
    おりに
    はいっている




まど先生の詩の中で、大好きな詩です。
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2019年10月29日

来年のカレンダー

昨日、学生時代の友人が来年のカレンダーを送ってくれました。
「思わず手にとってしまいました。」と、お便りに。

「のんちゃん」というカレンダー。

学生時代、
私はノンちゃんと呼ばれていました。
いまも仲良しの友人は「ノン」と呼んでいます。
楽しい学生時代が浮かびます。

昨年も、友人から楽しい犬の翌年のカレンダーをいただき、
うれしく見るたびに、その人を思い出しました。

カレンダーを送ることは
来年もいい年ですようにと
思いが込められているのですね。

かって、小学生だった娘が、黒い子猫を、拾ってきて、
22年間、可愛がって飼いました。
動物たちが好きです。




IMG_4676 (2).JPG

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2019年10月12日

青い空

  
  青い空    はたちよしこ

あるひ どこからか
からっぽがやってきた

わたしは うれしくなって
からっぽのなかに つぎつぎといれた

なんかいもの しっぱいや
だれかをきずつけたこと
いつも まよっていること
とうとう 
じぶんまで ほうりこんだ

しずかな なかで
ふと 青い空をおもった

そのとき
いっぱいになったからっぽが
ほうりこまれたものを
つぎつぎに なげだし
わたしも ほうりだされた
からっぽは いなくなった

ただ どこまでも
青い空が ひろがっていた






台風ですね。
雨をふくんだ風のかたちをみました!


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2019年10月05日

詩「レール」

 
   レール  はたちよしこ


  子どものとき
  画用紙から
  はみ出したレール

  わたしの中から
  いまも 続いている

  山の中や
  海辺
  人びとのあいだを走り

  あなたの中の
  なつかしいような 
  小さな駅へ
  走っていく




秋らしいと思うのもつかの間
暑い日が続いていますね。
忙しくしておりました。
また 元気で、ゆっくりしたいです。


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2019年09月23日

もう一度、絵を

もう一度、載せてみました。
以前は、メールで入れましたので、上手くいかなかったですね。
でも、
あまり大きくすると、下手さが目立ちますので、禁止ですよ!!



IMG_4450.JPG


IMG_4454.JPG



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2019年09月13日

絵葉書

私は絵画を見るのが好きです。
以前は、よく展覧会に行きましたが、
最近は、上野美術館界隈も多くの方で、並んでいる状態。
かっては、
一人で、ぽつんと見ていたりでした。

けれど、絵葉書も、いいですね。
何気ない案内のものも、気に入れば残しておいたりです。
気に入って買ったものも、お便りに使ったりも楽しみです。

長野の信濃美術館に行ったときの
東山魁夷の「コンコルド広場の椅子」、
もう 座るところのなくなった鉄製の椅子一つだけの絵葉書があります。
見ていると、心がやさしく空っぽになるようです。

また、
奈良の秋篠寺の伎芸天の写真絵葉書。
もう 遙か以前のものですが、
伎芸天のお顔をみていると、どこか母に似ているからです。
母にどれだけのことを出来ただろうかと見るたびに思います。

どれも一枚の絵はがきが、
いろいろなことを思わせてくれます。
また 絵葉書のお話をしたいです。



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2019年08月29日

カメレオン


  カメレオン    はたちよしこ

動物園の人に たずねた
ーーカメレオンは
  生まれたときは なに色で
  死んだときは なに色ですか

係の人は すぐ答えてくれた
ーー生まれたときは 生まれたところの色
  死んだときは 死んだところの色

カメレオンは
長い舌をまいて だまっていた

いま いるところの色をして


                 「また すぐに会えるから」より



懐かしい作品です。
むかし、動物園に電話をしたことがあります。
カメレオンのこと、考えていたのですね。

人が不思議に思わないことを
真剣に不思議に思っていたのですね。
不思議に思うことって、楽しいですね。
いろいろな不思議を探したい!

九州の方は、大雨ですね。
どうぞ お気をつけてください。

家の近くでは、蝉の声がしきりです。
鳴いてしまわなければと思っているようです。





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2019年08月18日

60年前の・・・

60年前の、ふでばこを、まだ使っています。
新しい鉛筆を入れたり、
机の引き出しを開けるとすぐにあります。

色は剥げ、少し壊れ、裏に書いた文字も消えかかっています。
なんだかあまりきれいでないですが、
なつかしい、中学時代に使っていたふでばこです。

このふでばこを持って、学校に通っていたのですね。
楽しい時代でした。
勉強もしました。

裏に書いているのは、芭蕉の句ですね。
色などを塗る、三角のビニールに入ったもので書きました。
きっと、この句に、感動したのでしょうね。
半分は消えていますね。

幾度もの引っ越しに耐え、いまも机の引き出しに。
また 洗ってきれいにしたい。


ふでばこ.docx
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2019年08月14日

円山なのめ『雨が刺さりそうだ』

円山なのめ 詩歌 句集『雨が刺さりそうだ』(揺藍社)
      http://nanomenome.com/?eid=323 円山なのめさんのブログです。

 意外性のことばは、心に強いインパクトを与えてくれます。
 くりかえし読むたびに新鮮なものが広がっていきます。
 2001年 西沢雅野で小説『イボ記』(小学館)を出版。
 今回は、俳句、短歌 詩 すべて入れられた一冊です。 
 読むほどに、心に落ちていきます。 すべて、ご自身で英訳されています。


  向日葵と顔すげ替えて盆踊り

  返り文開けば開く芙蓉かな

  枯野見て帰り今でもそこにおり

  孤独より白くあること残り鷺

  二本足まだくちなわの森を出ず


  上り坂ペダル踏み込む向かい風脱皮するにはいいタイミング

  南天の白きちいさき花散れば泥土にも未知の星図広がる

  欠けたるを嘆くあなたの空のうえ円と円とでできた三日月


そして、詩にも意外な展開があります。

      (略)

  あなたが差してゆこうとする傘は透き通って
  雨が刺さりそうだ
  
        (詩「雨が刺さりそうだ」のラスト2行。)
         他にも心に残る詩がありました。



本名は小林雅野さん。
旧姓は西沢雅野さんで、お母様は西沢杏子さん「虫の落とし文」でブログをされています。
素敵な方です。雅野さんには、お会いしたことはないのですが、雅野さんもきっと素敵な方と思いました。




  

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2019年08月13日

句集

この夏に、お送りいただいた句集をご紹介します。
お二人とも句誌「藍生」の会の方です。
お二人には、お会いしたことはないのですが、
句集でお会いできたような思いです。

河辺克美『ポケットに凍蝶』(角川書店)

 押入れの冬の夜空へ抜ける道
 
 花冷えのだいどこ淡き濃き火種

 ほたるいろの夜をしまいこむ冷蔵庫

 チョコレートいろの階段夏隣

 薫風をさわったりかきまはしたり


京都生まれ。2冊目の句集。詩にあるような意外性にハッとさせられました。
いろいろな賞を受けられています。



真部満智子『天辺の鳥』(角川書店)

 梅匂う母の箪笥を開くとき

 古井戸に九月の風を聴くことも

 銀杏散る天狗の黒き鼻の上

 花枇杷の径をいつもの郵便夫

 大年の犬が覗ける水たまり


高松生まれ。詩、短歌、そして、今回の句集のカットは美しい日本画を画かれています。
いろいろな賞を受けられています。

 
 
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2019年08月05日

山百合忌

先日、「山百合忌」の会が、東京會舘でありました。
鶴見和子氏の会です。
多くの方が来ておられました。

鶴見和子氏は、1918年に鶴見祐輔氏の長女として生まれ、
亡くなられ13年が経ちます。
上智大学外国語学部教授をされていました。
『コレクション鶴見和子曼荼羅』他、多くの著書があります。

その日は、会場には、生前、着ておられた着物が展示されていました。
どれも、美しい着物でした。
黒田杏子先生が、司会をされていましたこともあり、
「藍生」の会から、出席させていただきました。

講話、語りと舞などがありました。
そして、その日、
美智子上皇后様が来られました。
会では、鶴見和子氏のご親戚の方と、食事をされながら話されていました。
お優しい物静かな印象でした。
会が終わり、帰られるとき、周りにも頭をさげられ
ご丁寧なお姿に感動いたしました。

いつだったか、
山の登山口で見た忘れられない美しく力強い山百合の花を思い出しました。




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2019年08月02日

パソコンが戻りました!

パソコンの具合が悪くなり、3週間直しに入っていました。
ようやく、きょう、戻ってきました。
(新しいパソコンでしたのに・・)

8月ですね。
暑い日が続きますが、皆様お元気ですか。
向日葵の季節ですね。

昔、向日葵を見ると元気が出ました。
若い頃です。
きっと 希望でいっぱいだったのでしょうね。

結婚して、実家に帰ったとき、
帰りに母が、駅まで送ってきてくれました。
駅に、向日葵の花が咲いていました。

一人暮らしの母のことが思われてなりませんでした。
電車が動き出してから、涙があふれて来ました。

いろいろなことがあって、今があるのですね。








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2019年07月11日

2019年「三越左千夫賞」

本年度の日本児童文学者協会の「三越左千夫賞」は
半田信和氏の『たとえば一人のランナーが』(竹林館)でした。
協会のパーティの時に、はじめてお会いしました。
素朴な方でした。

半田氏は、1958年、福井県生まれ。
写真と俳句を組み合わせた作品が、第回小松ビジュアル俳句コンテストで芭蕉賞を受賞。
他にも、いろいろご活躍の方です。小学校の校長先生をされています。
詩集から、一編をご紹介します。



  ネギ   半田信和


庭のすみっこ
何かのついでに植えられて
そのまま
ほったらかし

なのにいじけず
うすみどりの風に耳をすまし

やがて
小さな声をともす

ネギ
というあり方




posted by YH at 09:49| Comment(2) | 日記(途中下車) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月03日

俳句

母と姉もう出会いしか星月夜

時計草触れれば時間止まるごと

万緑にからだを入れて染まりゆく

海へ走るわれも川なり風光る

やはらかきじぶんでいたし燕の子

黄昏は空の裏返し青き風

新蕎麦やうっすら青き恋のごと

こんなにも昔の向日葵小さくない

観覧車夏空の青汲み上げる




また 俳句をを読んでいただきたく、昔のを選んでみました。
posted by YH at 10:43| Comment(4) | 日記(途中下車) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月27日

懐かしい句

梅雨空を一枚捲る夏燕

へこみそうなやはらかな闇蛍狩り

ゆっくりと蛍みてきた顔洗ふ

シーツ干す夏空少し狭くなり

蚊帳くぐり青き魚になりにゆく

尖った肩から夏に触れにけり

恋蛍われもまぼろしかもしれぬ

時計草触れれば時間止まるごと 

燕来る心失ひしときさえも    よしこ
   


ノートを見ていたら懐かしい句、また、載せてみたくなりました。



posted by YH at 15:26| Comment(2) | 日記(途中下車) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月24日

しとしとしとと・・

梅雨ですね。
きょうは、朝から降っています。
雨の日、ふと、思い出すことがあります。

小学校のとき、
それぞれに、作詞、作曲をするという授業がありました。
そして、先生のオルガンの前で、一人一人が歌うのです。

そのときの一人の子の歌が
いまも、忘れられないでいます。

    しとしとしとと 雨が降る
    きょうは 遠足だったのに

こんな簡単な歌詞でしたが、曲もぴったり素敵で、
私は、いまも、歌えるのです。
友人の顔を覚えているのですが、名前を忘れてしまいましたが、
この歌を、覚えていること、
いまも私が口ずさんいることを
知らせたいです。
もし、知っている方がおられたら、教えてくださいね。
自分が作った歌は、すっかり忘れています。


PS コメントへの返事が、どうしても出来なくごめんなさい。
  また 教えてもらいます。


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2019年06月20日

パソコンが動かなくなり・・

パソコンがダメになり、新しいのを買いました。
まだ 2年ほどでしたのに、残念です。
突然、動かなくなりました。
ブログに訪ねてくださった方、ごめんなさいね。
今、新しいのに少しずつ、慣れております。
 
ここ2,3日、ふと、本箱で手にした安房直子の文庫本
「ハンカチの上の花畑」「だれにも見えないベランダ」「夢の果て」を読みました。 
この方の作品は、以前から、とても、好きだったのです。
安房直子の童話には、いろいろな仕事をしている人が描かれていると、読んだことがありますが、
本当にそうですね。

読み始めると、作品の中に引き込まれていきます。
いま、児童文学ではファンタジーのものは、少なくなりました。
私は、かって、ファンタジー物を読み、
じぶんでも、書いたりしたこともありました。

新しいパソコンが来るまで、楽しい時間を童話からもらいました。
そして、なにか不思議な力をも・・・。
これは、児童文学で大切なことなのでしょうね。
昔、「若草物語」や「秘密の花園」など、心いっぱいに惹かれ、力が湧いてきましたね。

これからも、昔、読んだ絵本、童話をもう一度読んでみたいですね。
心に残っている物語が多くありますね。



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2019年05月29日

音読集「風のささやき」

日本児童文学者協会の「少年詩・童謡・詩論研究会」で
5月に、音読集を発行いたしました。

この研究会参加の24人の作品が載っています。
画家の高瀬のぶえさんの絵が、
全作品に入り、
可愛いく、心打たれる作品が多くあります。

会では、
一部100円で売っています。
送料は、申し訳ないのですが、着払いになります。
もしよかったら、お声をかけてください。



IMG_3146 (2).JPG




posted by YH at 10:42| Comment(2) | 日記(途中下車) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月17日

俳句

冬の俳句です。
俳句の難しさを、いつも感じます

短いことばの中に、読み手に浮かび来る風景、思い・・
生きること、ふと、思わせてくれるのかもしれません。
冬の句です。



    静けさや時間乗り継ぐ冬の駅


    冬の川冷たき闇を洗いゆく


    木枯らしや琥珀のごと眠る夜


    冬の夜闇を彫りゆく川の音


    冬野来て隠せし翼拡げみる


    埋火に息吹きかける母の顔


    観覧車青き冬空汲み上げる

 
    猫のひげ春の四隅に触れにけり     よしこ



     
posted by YH at 10:24| Comment(2) | 日記(途中下車) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする