2016年08月05日

「第三の男」

1949年のイギリス映画「第三の男」を
スターチャンネルで見ました。

この映画を見るのは。3,4度目かもしれませんが、
第二次世界大戦直後のウイーンを舞台に、
ペニシリの販売、ウイーンの巨大な下水道
石畳の道、古い建物、死んだと思っていた友人に出会っていく・・

白黒映画だからこその、街の風景が、美しく
友人を探す主人公、ラストの枯葉の散る並木の風景、
改めて、美しい名画だと思いました。

映画が好きです。
観ていない映画が多いのですが、一時、映画好きの友人から
いろいろ教えてもらって、ビデオで楽しんだことがあり、
いまは、スターチャンネルを見ています。


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2016年07月26日

手紙

なつかしい昔の詩が出て来ました。
「手紙」という詩です。
いまも、手紙を書くことが多いです。
宛名を書いて、自分の名を書いて、切手を貼る。
封をして、もう開けられなくなってから、もっと書けばよかったと思います。
ポストに入れる時、
ポストは、わかってくれているかもしれないなど、
ふと、そんなことを思います。


手紙     はたちよしこ
         
ポストに入れるとき
手紙は
かすかにそよぐ

出せば もう 
出会うことのない手紙

今度はもっと
やさしい気持ちで書きたい

ポストのなかで
もう一度 
手紙は そよいでいるだろうか


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2016年07月09日

7月の「少年詩・童謡・詩論研究会」

5日夜、カナダから帰国しました。
翌日からしばらく、眠かったのですが、
普段にもどってきました。

カナダへは、5回目の旅でした。
片道8時間の飛行でしたが、お天気に恵まれ
ウイスラーへの旅など、心に残る日々でした。

ところで、きょう、私のジーパンの上に、カミキリ虫が!!
虫の苦手な私は、飛び上がりました!
ときどき、家の外に、バッタなどいるのです。
まだ、自然があることを喜びたいのですが・・・・


<197回 少年詩・童謡・詩論研究会>のお知らせです。
どうぞ、お出かけください。

・7月17日(日)午後1時半より、
*協会事務局にて
<詩集を読む>
佐野のり子『ミミズのバイオリン』(花梨社)
後半は詩の合評会。自由に詩を。
*主催は、協会研究部。問い合わせは
協会事務局(рO3・3268・0691) 
 
 



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カナダの家から見える風景




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2016年06月29日

カナダの風景

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コキットラムの風景です。




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2016年06月11日

糠(ぬか)

糠      はたちよしこ

流し台に
糠がおいてある
こぼれても 音もたてないだろう

じぶんを主張することもない
むしろ 糠に釘
糠よろこびと 否定される

けれど 出番には
筍を やわらかくゆがき
美味しい糠づけを作り
魚にも利用

ただ 
普段は 
目にもとめられることもなく
あることもわすれられている

そんな 
糠が
いま 流し台にある




ヘビ    はたちよしこ

紐になって死んでいる
最後に 
なにかを結びたいと思ったように





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前回と同じような写真を載せていました。
子ども達の登校に。



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2016年06月01日

「第4回がっぴょう研」

 7月23日(土)「第4回がっぴょう研」

   「掌編・詩」

     時間 午後1時から5時

     会場 国立オリンピック記念青少年総合センター 

     参加費 1500円 (作品の提出は協会員のみです。)

     世話人は詩人の海沼松世さん 童話作家の次郎丸忍さんです。

申込、問い合わせは、児童文学者協会 (03−3268−0691)

私も参加しようと思っております。
ぜひ ご参加ください。




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八重のドクダミの花が咲きました。


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2016年05月23日

俳句

われいつか冬霧となるやもしれぬ

草むらに星落ちている冬野原

心さえ風のほどきし寒の梅

愛といふ冬の温度の静かなる

落ちてこそ美しきかな寒椿

青空に耳あるといふ冬野原

花もくれん白き器を天に差し

時計屋のあふるる時間もらふ春

心にも重力のあり茎立てる

貝殻に海の時間のひたひたと

縞馬の縞消してゆく五月雨

欠けてゐる欠片をおもふ五月闇

岩濡れて滝の横顔美しき

青田風雲にも親子あると知る    



冬からの私の俳句です。
短い中に、大きなものを込める俳句。
短詩と同じような魅力がありますが、
でも、なにかが違います。
それが なになのかはっきりわからないでいます。
けれど、ただ、感性を磨いていなければ、なにも進まないのでしょうね。



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ランプが好きで、いくつか置いています。

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2016年05月19日

小さな別れ

小さな別れ     はたちよしこ

駅のエレベーターの中
ベビーカーの一歳くらいの子が泣いている
――どうしたの
おもわず声をかけた
――いま おばあちゃんとわかれてきたばかりなのです
おかあさんも 少し涙ぐんでいる

そういえば わたしも 
子どもを連れて 帰るとき
見送ってくれる両親に
涙があふれてきたことがあった

その人たちとの
楽しかった時間が終わる

人は みんな
小さな別れを くりかえしなから
生きていくことを思った

エレベーターを出て
おかあさんは
ぐんぐん ベビーカーを押していく
プラットホームを
さわやかな風が 二人を包んでいた




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児童文学根本正義氏の画(上野展覧会で)


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2016年05月10日

詩論研究会

ーさわやかなみどりよ
 あかるいみどりよ

こんな歌がありましたね。
5月は、美しい季節ですね。
風にゆれる緑の葉をみていると、心が澄んでいくようですね。

ふと 思います。
ゆれる葉は、人の心を受け止めてくれているのでしょうか。
動くことのない樹の強さで・・・

それとも、人が、遠くへ憬れるように、
樹もまた遠くへと
葉をゆらし、風と旅に出ているのでしょうか。

そして、風は、
心を、ひととき
飛ばせてくれているのでしょうか。

防パトで、下校する子どもを待ちながら、ふと思いました。


<196回 少年詩・童謡・詩論研究会>のお知らせ

・5月15日(日)午後1時半より、
*協会事務局にて
<詩集を読む>
柿本香苗『ペンを持つとボクね』(竹林館)
後半は詩の合評会。自由に詩を。
*主催は、協会研究部。問い合わせは
協会事務局(рO3・3268・0691)   




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2016年05月02日

風の掲示板28 佐野のり子さんの詩集

佐野のり子『ミミズのバイオリン』(花梨社)

詩論研の仲間の、佐野のり子さんが詩集を出版。これまでには、
『チボット村のチボさん』(山猫倶楽部)
『仙人・長老・緑の小馬』(スタジオ・ムーブ)
『白い小さな天馬の手紙』(緑の小馬店)を出版されています。

詩人のユニークな感性は、人の心をぐいぐい引き込んでいきます。
2編ほど、詩の書き出しを紹介したいです。

「月と夜と海」

いっしょなんだ
月と夜と海は
わたしたちの体のすきまには
たいてい
月と夜と海が
うまっていて
顔を出すことがある

 (略)


「ものがたりをもらう」

階段をのぼって
左に
折れると
魚専科 海の医院があり
となりに
ものがたりを売っている店があった

  (略)


作者ならではの不思議さに引き込まれていきます。
タイトルの詩を全文、

ミミズのバイオリン   佐野のり子

夏の日に
ぼくはミミズがバイオリンを弾いているのを見た
一匹の小さなミミズが
アスファルトの上に立っていて
夕べからの雨で道に這い出て死んでしまった
なかまのミミズのために
曲をささげていたのだ
まるで
お葬式のようだった
バイオリンが終わると
ミミズは ずっ ずっ ずっ・・・と
土の中へもどっていった



不思議な世界を多くの方に、読んでいただきたいと思っています。


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2016年04月24日

熊本

いつも、コメントをくださるテルさん、
お会いしたことはありませんが、
熊本に住んでおられます。
よく 阿蘇山にいらしたりされていました。
この震災では、大変だったことと思います。

私は、何もお助けも出来ないのに、メールをするのも
申し訳なく思っていたのですが、
思い切って、メールをしましたら、
お元気で、家の片づけをなさっているそうです。
よかったです。

でも、熊本はこれからですね。
多くの方のご苦労を思います。
市にとって、大切な熊本城は、修復に2年はかかるそうです。

先日、かって震災の神戸に行きましたが、
もう すっかり美しい街になっていたように
熊本も、きっと、大丈夫です。

   心にも重力のあり茎立てり    よしこ


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ハーブ園 一面の花

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娘のところの猫



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2016年04月10日

2015年出版詩集リスト

桜の花が散っていきます。
咲く前から、見ていましたので、
ひとときを、楽しませてくれました。
過ぎてしまえば、短い時でしたが、
きれいに咲いてくれてありがとうといいたいですね。
そして、今年出版された詩集にも、出版できたこと、
よかったですねといいたいです。


2015年に出版された個人詩集のリスト
 
1、北野千賀「花束のように」          銀の鈴社
2、すぎもとれいこ「てんきになあれ」         〃
3、石原一輝「ぼくらのうた」                〃
4、冨岡みち「地球は家族 ひとつだよ」             〃
5、土屋律子「まほうのくつ」            〃
6、津坂治男「白い太陽」                    〃
7、石井英行「野原くん」                    〃
8、井上灯美子「たからもの」                  〃 
9、大竹典子「おたんじょう」                〃
10、たかはしけいこ「流れ星」                  〃
11、新井 和「木苺探しに」                 四季の森社
12、白根厚子「壁に花を描く村」              詩人会議出版
13、杉本深由紀「ひかりあつめて」               小学館 
14、山本 遊「欲望という奴」                 創言社
15、山本なおこ「軋みをたてる時間」              竹林館
16、さくらいけいこ「カンナ」               てらいんく
17、小川惠子「空とぶ ふうせん」                〃
18、高崎乃理子「夢の庭」                   〃
19、山口節子「まろい」                    〃
20、三宅鞠詠「木は、」                   土曜美術社
21、ゆうきえみ「ないない島」                明眸社
22、祐成智美「タロとあるく」                リーブル
23、「続まど・みちお全詩集」                 理論社
24、矢崎節夫「きらり きーん」              JURA出版局


(これまでに三越賞受賞、過去の詩集の詩が入っている場合は、対象外です。新人賞に近い詩集賞です。)下書きのようにきれいに並ばなくごめんなさい。


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近くの川です。


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2016年04月06日

花の雨

昨日は、「小さな詩集」14に絵をくださったセイ・ハシモトさんの絵を
上野の、日仏現代国際美術展で観て来ました。
「時の棲む町」というタイトルの静かな風景画でした。
タイトルからも、いろいろ想像させられます。

                
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セイ・ハシモトさんの画


午後から、児童文学者協会で、
三越左千夫賞の選考決定の日でした。

受賞されたのは 祐成智美さん『タロとあるく』(リーブル)です。
楽しい童謡詩です。子どもの気持ちがはずむ詩集です。
おめでとうございます。

他にも、それぞれの良さが感じられた素敵な詩集が多くありました。
どうぞ、これからも書き続けてくださいね。

きょうは、家で、本棚の位置を動かしました。
なつかしい本がいろいろ出て来ました。
今は、少年詩にも、出版業界はむずかしい状況ですが、
かっては、詩の多くのアンソロジー集が出版されていました。
いろいろ詩集をみながら思い出しました。

明日は、雨のようですね。
桜は散ってしまうかもしれません。
赤い蕊のときもきれいですね


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2016年03月22日

風の掲示板

風の掲示板26

牧野節子『サイコーのあいつと ロック レボリューション』(国土社)

(あとがき)を引いてみたい。
  「(略) 作品のタイトルは、すべてビートルズの曲名。カタカナ表記ははビートルズのCDに倣いました。作中、暁と光が行ったポール・マッカトニ―のコンサートは、ニ0一三年秋の東京ドームでのライヴです。」

音楽を愛する作者の、しみじみとした思いが、
主人公の暁と、光に表現されている。
読み終えても、ひととき、ビートルズの音楽が流れているのを感じる。
生きることの素晴らしさは、
自分でこそ見つけられると、思わせてくれる。

 「そうして、光の体温を自分の片側で受け止めながら、あれこあれ考えをめぐらす。」

読み終えても、どこかで流れる曲、暁と光の思いが伝わって来る。
心に残る作品です。


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2016年03月14日

春寒の日に

春寒の日が続いております。
今の時期は、冬ほどの寒さはないのですが、
寒さを感じるのは、春が来ているのにという感覚のせいなのでしょうね。
三寒四温ですね。

道には、ホトケノザとか、オイヌノフグリなどが、咲いています。
草は、春を、だれよりも早く知っているのですね。

子どものころは、草花を摘んで、束にしたりして、よく遊びました。
翌日、家には、枯れた雑草の束が残っていました。
いっしゅん、さびしくおもうのですが、また、摘むのですね。
子どもの強さなのかもしれません。
そして、まだ、寒い中を、春がうれしかったのですね。

「小さな詩集」14を発行しましてから、
お便りをいただき、お忙しい中と、うれしく思っております。
ほんとうに、ありがとうございました。
また、15号に向けてがんばっていきたいと思っております。

追伸ですが、孫は、2週間の学校を終えて、いま、母親の実家に行っています。
学校では、先生が記念写真を撮ってくださり、
お友達から、お便りやプレゼントを沢山いただきました。
いつか、カナダに遊びに行ってくださいね。
向こうでも、きっと会えますように。



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もう、20年以上昔の欄です。
詩人の清水たみ子氏のお宅に行ったとき、
近くで買いました。よく咲いてくれます。


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2016年03月03日

日本の小学校に

先月末から、カナダにいる息子が家族でやってきました。
子どもは、女の子で、日本では、小学5年生です。
カナダでは、フランス語の学校に。

それで、10日間ほどですが、
防パトをしている小学校に入れてもらって、通っています。、
みんなに良くしてもらい、毎日、楽しくてしかたがないようです。
昨日は、みつ豆を作ったとか・・・

子どもは、楽しいですね。
未来が、広がっているのですね。
でも、私もがんばりましょう!

「小さな詩集」14号が発行されました。
ご希望の方は、おっしゃってください。
購読いただいた方にも、これから、お送りさせていただくことにしました。
ありがとうございました。

きょうは、春の光です。
ひなまつりですね。
姉にもらった陶器の雛を飾りました。
自分が子どものとき、
子どもが小さかったとき、
いろいろなひなまつりの時を思い出します。



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鈴木悦郎氏の画



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2016年02月15日

春のように

しばらく体調を壊し、寝込んでいましたが、
きょうは、良くなりました。

中国語、30年余りしていなかったのを
突然、勉強、疲れたのかもしれません。
なさけないですね。これから、時々は勉強します。

昨日は、春のように暖かでしたね。
家の周りを、少し歩いてみました。

春が、挨拶をしてくれました。
私も、挨拶をしました。
季節は、変わらず、迎えてくれるのですね。

いま、「小さな詩集」14号の校正になっています。
3月半ばには、発行できると思います。
ご希望の方は、どうぞ、おっしゃってください。



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わが家の古い古い時計。
いろいろな時を刻んでいたのですね。



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2016年02月09日

台北の葉さん

光りの中に、春を感じます。
立春を迎えたからでしょうか。

台南では、地震で、壊れたマンションで多くの方が
亡くなっています。
実は、昨日は、36年ほど前、台北に住んでいたとき
一緒に英語を習っていた台湾の友人の一人が日本に・・・
わが家に来ていただきました。


彼女も、とても心配していましたが、切符も取っていることで
来日しました。

彼女とは、以前に、日本に来られた台湾の友人謝さんとと3人、英語を習っていた仲間です。
なつかしい再会でした。
ご主人と、息子さんと3人で、来られました。当時は独身だったのです。
少しも変わってなく、なつかしかったです。

私は、中国語をなんとか駆使しての会話でした。
台北にいたときは、中国語の本を5冊、
毎日のように、国語中心に行っていましたが、
忘れていくのですね。なさけないかぎりです。

いま、台北の以前私が住んでいた杭州南路、信義路辺りには、
いっぱいの日本人の観光のようです。

きょうは、彼女たちは、鎌倉、明日は、箱根に行くと言っていました。
楽しい旅でありますように。
そして、台南で地震に遭われた多くの方が助けられますように。


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2016年01月27日

風の掲示板26

新井 和『木苺探しに』(四季の森社)絵・高田 三郎
新井さんの2冊目の詩集です。
一冊目は『おばあちゃんの手紙』(教育出版センター)です。
埼玉県に生まれて、以来ずっと埼玉に住んでいる新井さんの
その土地や川、そして家族、出会った人たちへの愛情があふれた詩集です。

新井さんの記憶は、子どもの頃の視点のままで、時にハッとさせられたり、
読んでいると、描かれている人たちが、いま、そばにいるようにさえ思います。
愛情深い作者の視点が、当時を、くっきり浮かび上がらせ、感動させてくれます。

方眼紙     新井 和

方眼紙がほしかった
だから
兄の大事な木箱をそっとあけた

木箱の中には
緑色の方眼紙が入っていた
胸をどきどきさせながら
ふるえる手で五枚ぬき出した

自分のぶんと
あげる約束をした友達のぶんも

覚えているのはそれだけで
叱られた記憶はない

今年も
兄の命日がくる




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『木苺探しに』の表紙


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2016年01月20日

久しぶりの雪でした。
子どもの頃も、いまも、雪が降ると、
世界が変わるようで、不思議な気がします。
いまいるところが、まるで違うような気さえするのですね。

そして、いつも雪の結晶を思います。
なぜ、雪は美しい結晶なのでしょう。

先日、バス事故で、若い方たちが多く亡くなられました。
ご家族の方はどんなに無念なことと思います。
せいいっぱい生きたのかもと、ご家族の方がおっしゃって
おられましたが、人それぞれに、そうなのかもしれません。
ご冥福をお祈りしております。

いまは、宇宙への時代ですが、
地球の動植物さえ不思議な気がします。
テレビで、「地球紀行」などみますと、ほんとに多くの動物が、
それぞれに生きているのを思います。
短い命かもしれませんが、せいいっぱい生きているのですね。

こども文学の実験「ざわざわ」2(四季の森社)が出版されました。
「武鹿悦子の世界」の特集です。
武鹿悦子先生は、素敵な方です。


posted by YH at 20:29| Comment(2) | 日記(途中下車) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする