2015年11月05日

11月

少しずつ秋が深まっていくようですね。
もう11月ですね。
11月は、詩論研、同人誌大会、銀の鈴社での会があります。

子どもの頃は、一年がとても長かったような気がします。
テレビもない時代でした。
けれど、思いっきり外で遊び、楽しかった。
まわりには、自然があったのですね。
自然の中であそぶことは、いじめなどないのかもしれません。
子どもたちにとって、
自然の強さが、いつかじぶんの強さになることを願っています。

児童文学をすることは、子どもたちに、
子ども時代の大切さを、知らせてあげることかもしれませんね。



H27.11.05beranda 011.jpg
もあママさんにいただいたのでしょうか?
球根です。ピンクの花が咲きました。


H27.11.05beranda 007.jpg
一面に枯れたネコジャラシ
あたたかな色ですね。



posted by YH at 16:54| Comment(2) | 日記(途中下車) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月26日

カネタタキ

カネタタキ    はたちよしこ

闇に
穴をあけてしまった
あっちにも こっちにも

そこから
少しずつ
秋がしみ込んでくる




「ノート」より

昨日は、句会でした。
なかなか出席できず、久しぶりの句会でした。
頭が俳句にならず、なかなか出来ませんでした。

他に、友人4人で、リレー俳句をしていますが、
簡単につくってメールで送るので、
後で読みますとダメなものが多いです。
また がんばりたいと思います。

 コスモスや書き込みのない伝言板   よしこ






posted by YH at 10:09| Comment(2) | 日記(途中下車) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月24日

台北の葉さん

昨夜、台北の友人葉錦雪さんから電話がありました。
ひさしぶりでした。

私が台北にいた2年間、この間6月に、日本でお会いした謝さんと
同じ英語の補習班で、3人勉強していました。
当時、彼女は台湾大学生でした。

久しぶりの電話!
来年の2月半ばに、ご家族で、東京に来られるということで、
何十年ぶりに、お会いすることになりました。

以前は、京都にもいらしたとか、
そのときは遠いから、気を使ってくださって連絡がなかったのですが、
今回は、東京にということで、お会いしたいと。
以前、日本に台風があったときは、電話でたずねてくれたり、
ほんとに心優しい方です。

謝さん、葉さん、台北のなつかしいお友達。
いつまでも、忘れないでいてくれてありがとう!
来年まで、中国語がんばりますね。

「小さな詩集」13号へのお返事をありがとうございます。
まとめて、同人に順に回覧させていただきます。


H27.10.22 004.jpg
美しい夕日


posted by YH at 15:00| Comment(2) | 日記(途中下車) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月18日

ホストファミリー

昨日は、娘が高校2年の時、
一年間、アメリカ留学をお世話くださった
ホストファミリ―のご夫婦が、初めて日本にいらして、
その方のところに留学していた三人と、その家族でお会いしました。
一年間、娘をお願いしていたこと、
改めてありがたく思いました。

浅草に案内した時、どうして、塔は五重なのかと、聞かれたのですが、
娘はこまったそうです。どうしてなのでしょう?

また、ご夫婦は、「お能」を見られて感動されていました。
日本人でも、むずかしいと思ってしまいますが・・
ずっと、見たいと思っておられたそうです。
古いものですが、お能の扇子を差し上げたら喜んでくださいました。

これから、京都、そして、娘たちと日光など計画があります。
日本を楽しんでいただければと思います。

帰りは、今月末。
カナダのバンクーバ―に立ち寄られるとのことで、
カナダにいる息子が、迎えに行ってくれることになりました。

秋が深まって来たようですね。
どうぞ、楽しい旅が続きますように。


H27.10.18 015.jpg
今年もカラスウリがかわいいです。


posted by YH at 11:28| Comment(2) | 日記(途中下車) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月13日

教科書に


落葉      はたちよしこ

樹は
つかわなくなったものを
なぜ
こんなに 美しくしてから
手ばなすのだろう
燃えるように かがやかせて




H27.10.12 025.jpg

9月から、国語教科書、東京書籍の四年下巻に載っております。

数年前から、学校図書2年上巻に「風」、
6年に「レモン」が「言葉で遊ぼう」に。
うれしく思っております。
子どもたちの心に、残ってくれると幸せです。




posted by YH at 09:26| Comment(4) | 日記(途中下車) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月08日

「小さな詩集」13号

10月1日に「小さな詩集」13を発行いたしました。
3月と、年2回発行となっております。

今号の 表紙絵は、版画家の木村 茂氏
      裏表紙は 田中恒子氏

素敵な絵になっております。
ご希望の方に、ご購読をいただいております。本当にありがとうございます。(2冊500円です)
励みにさせていただいております。
今号も、お楽しみにいただければと思っております。



秋へ        はたちよしこ      
              
観覧車は
澄んだ水色の空を
汲み上げていく

座席に忘れてきた
わたしの麦わらぼうし

夏にあげる!




夕暮れ       はたちよしこ

電光掲示板に
予報の文字が流れていく
――明日の天気は晴れ

そうですか
空は 
じぶんの予報をみている





H27.10.8 036.jpg



posted by YH at 09:03| Comment(2) | 日記(途中下車) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月05日


舟      はたちよしこ

少し急いだのだろうか
その落葉には
黄色に まだ緑が残っている

葉は 
日々 少しずつ窪むように
舟の形なっていった

これから
どこへ 流れていくのだろう

わたしは
舟に乗りこむ
ゆっくりと 進んでいく舟

いつか 
深い秋へ入っていった




「ノート」より

少しずつ秋が深まっていくようですね。
ふと、忘れものをしたように
振り返ってみることがあります。
風が吹いているだけなのですが・・・・



270805 006.jpg


posted by YH at 08:46| Comment(4) | 日記(途中下車) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月02日

運動会

先日は、防パトをしている小学校の運動会でした。
朝から、最終まで見て楽しみました。
子どもたちも、うれしそうに見えました。
お昼は、それぞれ父兄とお弁当。
私は買ったお寿司、一人でも、なんだか楽しかったです。

私が、小学校だった時、母や祖母が来てくれました。(父もいたのかな?憶えていない!)
料理上手だった母が、どんなお弁当を作ってくれたのか、
憶えていませんが、青いみかんを思い出します。
緑の美しい色とすっぱさを!

私は、リレーが得意で選手でしたが、
当時は、運動会までの練習が大変でした。
先生もバトンタッチを教えるのに一生懸命でした。
リレーは、バトンを渡す時がとても大切なのですね。
でも、いまは、そんなに練習をする時間がないでしょうね。
運動会、毎年、一日見ていても飽きないです。

家に帰る途中で、三時草が咲いていました。
どうして、この時間に咲くのでしょうか?
雨の日は、5時ごろ咲きました。




H27.10.2べランダの花 013.jpg
パソコンの前


posted by YH at 18:53| Comment(4) | 日記(途中下車) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月21日

<192回少年詩・童謡・詩論研究会>

昨日は少年詩・童謡・詩論研究会でした

<詩集を読む>は、
西沢杏子さんの『虫の恋文』(花神社)でした。
どの作品も、心に深く入ってくると、だれもが好評でした。
私も、以前、ブログでも、ご紹介しましたが、
読むほどに、新しい発見に気付く詩だと思いました。
ぜひ、読んであげてください。

後半は、それぞれ書いてきた詩の合評会でした。
20編余りありました。
一編一編に、みんなの思いは同じで、
読み手の心を通して
ひとつひとつの作品が深められていく気がしました。

この研究会のメンバーも、年齢を重ねていき、
私が出席をはじめて、40年近く?
参加者のほとんどが、そんな感じです。
参加は、どなたでも自由です。

次回は、11月15日(日)です。
神楽坂の日本児童文学者協会にて、1時半より。
ぜひ、ご参加ください。


H27.9.21 057.jpg
ベランダのあじさい、芯のところに花が?



posted by YH at 15:13| Comment(2) | 日記(途中下車) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月11日

三時草

三時草

可愛い花が咲いていました。
三時草です。
三時頃に咲くから、三時草といわれるそうですね。

いつのまにか、我が家のベランダに・・・
小鳥が運んで来てくれたのですね。

鉢植えの蘭の花のそばに、伸びるように咲いていました。
このところ、ずっと、雨で咲かなかったのですが、
きょう、夕方遅くなって、
咲いているのに気が付きました。

なぜ、三時に咲くのでしょう?
三時に、だれかと会う約束をしているのでしょうか?
私も、花のように、
待っていたら、母と会えるでしょうか。



H27.9.11三時 002.jpg
三時草



posted by YH at 18:19| Comment(2) | 日記(途中下車) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月09日

雨の日


H27.9.9 040.jpg
雨にぬれたオシロイバナ.きれいでした。



H27.9.9 025.jpg
防パト、子どもたちは濡れても平気です。


H27.9.9 047.jpg
二重の虹が出ました。虹の足は、林の中の枯れたi一本の樹からでした。





posted by YH at 18:05| Comment(4) | 日記(途中下車) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月29日

子どもたちに

「学校に行けないときは、図書館に来てください・・・・」
という、図書館のブログに多くのアクセスが。
学校に行けない不登校の子どもたちが多くいる。

そして、また、60%の子どもが「給食ない夏休みSOS」(東京新聞}
「困窮家庭「子どものご飯どうしたら」」と一面のニュース。

私の子ども時代からすると、豊かになり、
子ども達もしあわせと思っておりましたが、
それだけではなかったのですね。

毎日の食事にもこまる子どもがいることが、
辛く、どうしていけばいいのかと、
そのパーセンテージの高さに、戸惑います。

下校時に週2日だけですが、立っていますが、
みんな元気そうにみえるのは、私の見方が足りないのかもしれません。

以前、インドネシアの子が小学校を出るまでの2年間を
援助していたことがあります。日本は豊かと思っていたこと、
決して、それだけではないことを、いま、改めて思っています。

きょうは、雨です。ひと雨ごとに秋へ。
この問題からみんな、目をそらさないでいきたく思います。



H27.8.28 015.jpg

イカダホトトギスが咲きはじめています。

posted by YH at 09:31| Comment(2) | 日記(途中下車) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月16日

終戦


昨夜、NHKTV8時から「カラ―でよみがえる太平洋戦争」をみました。
カラ―は、まるでたった今の出来ごとのように、迫ってきました。
亡くなった方々、生き返るように生きてこられた方々のことを思いました。

私が、子どものころ、商店街の角には、
戦争で負傷した軍人さん2,3人が、白いものを着て、
アコデ―オンを弾いていました。
前には、献金を入れるものが置かれていました。
その人たちは、ある人は手、ある人は足を、失っていました。

大きなトンネルの端には、
いまでいわれるのホームレスの人が何人もいました。
ある日、そこを通ると、
布団に寝ている人の顔に、白い布がかけられていました。
そばには、お茶碗にきれいに山盛りに盛られた白いごはんがあり、
ごはんには、お箸が立てられていました。
人が通り過ぎる足元で、その人は亡くなったのです。
それでも、供養されていたのです。
その記憶は何十年過ぎても、消えることはありません。

「戦争は決してしてはいけない」経験した人のことばです。
このことを、大切に守っていきたいと思いました。




posted by YH at 10:19| Comment(4) | 日記(途中下車) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月06日

平和を!

きょうは、広島原爆の日8月6日。
朝から式典をテレビで見ていた。
努力により、焼け野原を、市電がすぐに走り、
苦しみと復興への気持ちは強かったにちがいない。
戦後70年、世界の平和を願わずにいられない。

    
 270806絵原田 009.jpg
     1980年代の朝日新聞日曜版で原田泰治氏の絵
     働く人びとの絵が多く、美しい。何枚かしまっていた。
     平和を願いつつ。




posted by YH at 10:54| Comment(2) | 日記(途中下車) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月28日

網メロン

網メロン   はたちよしこ

メロンは
自分で編んだ
白いネットの中に
はいっている

かたいネットの中で
うすみどりいろの夢を
閉じ込めている

つよく
結んだ網目は
メロン自身にも
ほどけない



『レモンの車輪』より

暑い日が続いております。
27日は、児童文学者協会の「がぴょうけん」がありました。
詩論研の仲間も集まり、たのしいひとときでした。
原稿用紙3枚の童話もあり、書いてみたく思いました。

28日は大宮で「藍生」の「かたかご句会」。
リーダーの方が癌治療で、一年間ほどお休みでしたが、
この日は、元気なお姿で、うれしくなりました。

これから子どもたちは夏休み、楽しい夏休みを!

  冥王星水蜜桃のごとくあり   
  炎天や煮こぼれている街の中    よしこ



posted by YH at 16:59| Comment(2) | 日記(途中下車) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月15日

防パト

真夏のお天気です。
昨日は、防パトをしていて、帰ってくる子どもたちの赤い顔をみて
心配しましたが、それでも元気なのですね。

小学校まで、さっさと歩いても25分はある道を
1年生から、通っているのですね。(もっと、遠い子もいます)
家のそばまで送っていくと、お母さんが出て来られました。
待っておられたのですね。
「ありがとうございます」といわれましたが、
最近、私は、学校まで行けけなく真ん中くらいで待っています。

私は中学、高等学校の時、
家から電車で一時間以上かかって、通学していました。
遠いとも思わずに通っていたのですね。
でも、学校がたのしいから通えるのですね。

いま、クラスで、もし、いじめがある時、
だれかが、知っているはずなのですから、
助けてあげれられるよう、みんなで努力してほしいです。
人は、時に人のために、強くなれることがあるのですから。

かけがえのない日々、冥王星までみえる時代
みんなで大切に生きていきたいですね。


kawasemi.jpg
カワセミが家の近くの川に

posted by YH at 10:41| Comment(2) | 日記(途中下車) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月07日

なつかしい友

なつかしい友が来日<span style="color:#0000CB;">

以前も書きましたが、台北に2年間、夫の転勤で行っていました。
英語を、英語補習班というところで習っていましたが、
そのとき、友人になったのがまだ、師範大学の大学生だった謝さん。
かわいい方で、謝さんは、先月、中学の教師を退職。
その謝さんから、30数年ぶりに連絡があり、
日曜日に台場で、ご家族のみなさんとお会いしました。

彼女のご主人(とても明るいいい方でした)結婚している娘さんご夫婦(アメリカに)
息子さん(もうすぐアメリカに留学とか)、我が家の方は、夫、娘夫婦でした。

ホテルで会ったときは、懐かしく彼女は涙を浮かべて飛びついてきてくれました。
それから、みんなでお好み焼のお店に・・・
みなさん心やさしい方ばかりで、片言の中国語と英語で。

けれど、30数年ぶりが、昨日のように近く感じられました。
彼女たちは、数日間、あちらこちらにいらして、楽しい旅のようでした。
今度は、台北でと、お会いする約束をしました。

30数年以前、私たちは、やがて、
こんななつかしい出会いがあることが決まっていたのでしょうか。
もう一人、葉さんという台湾大学にいた女の子とも仲良しでした。
葉さんは、大きな地震の後に、電話をくれたりしました。
みんな素敵な方で、感謝したいです。
そして、人生の不思議な出会いを思います。


 
270705022.jpg
台北で勉強した中国語の教科書
夏目漱石の「吾輩は猫である」はなつかしくて買いました。



posted by YH at 09:53| Comment(2) | 日記(途中下車) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月29日

さよなら!

さよなら!   はたちよしこ


―さようならって いわないとね・・・
―さよなら!

小さな子どもが 
母親にうながされて
うれしそうに 手をふる

そばの駐車場から
古いトラックが
工事のための道具を
積んで出ていくところだった

子どもは 
トラックに
いっしょうけんめい手をふっている

トラックは
小さな子のさよならに気がついたように
走っていった

さようならが
はじまりのことばのように





「ノート」より

「小さな詩集」の同人の
たのみつこさん、白瀧慎里子さんが一泊で東京に来てくださり
浦和のホテルに泊られたので、
我が家に来ていただき、手作りの夕食を。
翌日は、神楽坂、児童文学者協会へ。
短い時間でしたが、とても楽しい時間でした。

けれど。その24日、夫の兄が亡くなりました。
88歳でした。几帳面な義兄でした。
人が亡くなることは、消えていくことのように
風船が手の届かないところに飛んでいくように思いました。
今ごろは、亡くなった義姉と会っているでしょうか。


 H27628兄・お別れ会 022.jpg    
    兄の家のすぐ裏の神社


   

posted by YH at 10:28| Comment(4) | 日記(途中下車) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月13日

白根厚子さんの新詩集

白根厚子詩集『壁に花を描く村』(詩人会議出版) 表紙絵・岡野和

『胸のどどめき』 『十センチの平和』 『わたしの記憶』の詩集を出されている
白根さんが、新しく詩集を出版されました。
彼女とは、もう三十年余りの長いお付き合いです。
その日々も、きっとおたがいに、あっという間に過ぎたような気がします。
心優しい白根さん、いろいろな詩誌でご一緒し、
今も、詩誌「小さな詩集」でご一緒しています。

この一冊には、ずっと、平和への活動をされてきた白根さんの思いが込められています。
平和への活動、地域の活動、その中で詩を書かれている熱い一冊です。
そして、表紙も美しく深い思いの込められた絵です。

詩集の、前四編は、亡くなられたお母さまのことを書かれています。
きっと、お母さまのことを、詩集に入れたかったのでしょう。
きれいなお母さまでした。

桜   白根厚子

母がなくなってから
桜を見ていると母の顔が浮かんでくる

子どもの頃汽車に乗って花見に行った
弘前に着いたとき
母は笑いながら
私の顔をふいてくれた
煤煙で真っ黒になっていたのだ
お城のまわりの桜は満開だった
ふだんは出かけることのない母
いつになくうれしそうだった

母は後年東京へ出て来てから
桜の花が咲くと必ずっていうほど出かけていった
一人で出かけていくことも
認知症気味の父と連れだっていくこともあった
やはり大変だったようだ

八十七歳になっていた母
――桜が咲いているんだってね
と、わたしに誘いかけるようにいう
春の穏やかな日だった
わたしと母は、それほどしゃべることもなく
とつとつと歩いた
 あ・・・・・咲いている
通り沿いの空き家の桜が満開だった
母はしばらく桜を見ていたが
遠くを見るようだった


      H27611 022.jpg

これからも、身体に気をつけ、書き続けてくださいね。



posted by YH at 10:48| Comment(2) | 日記(途中下車) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月07日

キリン

キリン      はたちよしこ

動物園の清掃係をしていた人が
病気になり 
もう治らないと知った日
家族に 働いていた動物園に
連れて行ってくれるよう頼んだ

その人は
車椅子を押してもらいながら
じぶんが清掃をしてきた檻の
動物たちを ゆっくりみてまわった

そして 
キリンのそばにきたときだった

キリンは 
車椅子の彼のところに首をのばし
なんども 顔をくっつけた

人に近づくことがないといわれるキリン
けれど 
これが ずっと世話をしてくれた人と
最後の別れと知ったのだろうか
くりかえし くりかえし
顔を寄せた

その人は
動物園を訪ねてから
三日後に亡くなった




「ノート」より

お知らせです。
第三回 がっぴょうけん
7月25日(土)午後1時から5時(終了後、交流会)
会場、国立オリンピック記念青少年総合センター・センター棟
A 詩・掌編   いずみたかひろ、海沼松世 次郎丸忍
他、BからFまで、絵本、長編ものなどあります。

これは、協会員しか作品を出せないのが残念ですが、
作品提出ー3000円 協会員でないときは参加のみで、1500円です。
作品は各家に送られます。

詩の場合、参加者は少なく、私も参加することになりました。
ご参加いただければと思います。

150531 023.jpg




posted by YH at 14:15| Comment(2) | 日記(途中下車) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする