2015年02月22日

俳句「冬の月」

冬の月       はたちよしこ

 
心といふ形なきもの触るる秋

秋深む声の輪郭澄んでゆく

魂に骨組みのあり冬木立

風にさへ色ある時間冬夕焼

帽子屋の顔なき帽子冬の街

風景の隅につっこむ冬の鳥

星の軋みかすかに重なり凍の中

水にさへ骨あるといふ冬の月

風景のやはらかな顔山眠る

愛の窪みかすかに光る雪だるま



俳句「藍生」2月号(巻頭競泳です)


先々週、突然めまいを起こしました。
疲れたとき、めまいを起こさないよう、
薬を早めに飲んでるんですが、今回も、急でした。

めまいになると、
1ヶ月位は元気が出ないという、なさけない状態です。
こんなのは何年かぶりで、忙しくあれもこれもと思うと突然です。

 きょうは、さいたまシテイマラソンです。東京マラソンと同じ日になりましたね。
家のすぐそばを走るので、少し応援に出ました。
みなさんがんばって走っておられ、元気をもらいました。

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             バレンタインデーに6年生の女の子から



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2015年02月10日

昨日のこと



150209 007.jpg 近くのフランスレストランの外、ケーキも売っています。


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                   ベランダの落椿。すぐ近くから拾ってきました。

ケーキは、昨日私が作ったもの、レストランの写真のそばにありますと?? 
それは無理ですね。簡単に作ったものです。
  

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2015年02月08日

朝礼台

写真は、小学校の朝礼台です。

防パトで学校まで迎えにいくと
だれもいない運動場に朝礼台が、ひっそりとあります。

朝礼台は、校長先生のお話のとき、
校長先生を乗せているし、
運動会のときは生徒たちが、大活躍

けれど、今日は、
ひっそりと、一本の旗を乗せています。

旗があるのは、
きょうは、運動場を使えないしるしです。
雪が降って運動場が濡れているからです。

だれもいない運動場に
朝礼台は、
子どもたちを待つ、こどものロバか馬のようです。

この朝礼台をみるたび、心優しくさせられます。

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2015年02月04日

節分

寒い日が続いています。
お風邪など引かれている方は多いのでないでしょうか。
お大事になさってください。

昨日は、節分でしたね。
多くの巻き寿司が売られていましたね。

昔は、節分には、お寿司を食べなかったような気がします。
関西だったからでしょうか。

それでも、ふと母のことを思い出し、巻き寿司を作りました。
かんぴょう、高野豆腐 しいたけ、春菊(三つ葉の代用)、玉子焼きを入れます。
かんぴょうを煮るのに時間がかかりました。きれいな大きなかんぴょうでした。
昔風の巻き寿司ですね。

防パトに行って、帰ってから、巻きました。
6本作ったのですが、今朝も食べました!
丸ごと食べるそうですが、私は切って食べました。
母のお寿司の味を思い出しました。

今日は立春ですね。きょうから春ですね!



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2015年01月28日

風の掲示板26


浜野木碧『海原散歩』(銀の鈴社)絵 浜野木碧
第7回MOE童話賞、厚生労働大臣賞など受賞。絵本、対面朗読、傾聴ボランテアと活動をされている。生まれた三保の水辺の潮騒は子守唄だったと書かれている。詩集の絵も描かれている多才な方。多くの魚の詩から楽しい詩を一編。
 ひらめとかれい  浜野木碧
左きき ひらめと
右きき かれいが

寄り目
横目ですれちがい

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麻田あきつ『おおきな魚*トジル』(アンブロシアの会)装画 村上由起

詩誌「アンブロシア」同人。あとがきにここに収めた作品は10代の終わりごろから少しずつ書きためてきたものと、いま20代の方。「これからわたしは、わたし自身を呼んでみたい。」と、書かれている。今後も楽しみな方です。
おおきな魚  麻田あきつ
(略)
波紋の底に 沈んでいく火を
つつんでいた手が
わたしのまぶたにふれた
舟のように遠ざかってゆく
背びれがみえた
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小田切敬子『コールサック詩文庫』(コールサック社)
詩選集152編、11詩集がまとめられた詩文庫。略歴を拝読しますと、大学の時、樺美智子さんの追悼詩集に詩を寄せられ、中学校の教員からすぐに養護学校の教員に、結婚、重度障害生徒担当。作品からは、社会への思い、心優しい母親でもある作品が心に残る。

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久保恵子『めぐみちゃん』(四季の森社)絵 たかせ ちなつ
三重県生まれ。教師をされている。「めぐみちゃん」という表題の詩は長く引用できなかったが、心に残った。また、作品「対岸の街」はご自身の思いが込められ、素朴でこれからをみつめるものに共感を覚えた。
 土だんご  久保恵子
夜のひえびえと コンクリートの上
(略)
玄関わきの のきしたに
子どもが 夕方 ならべた
土だんご

オリオンが そっと 見つめている
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小林比呂古『きりりと一直線』(銀の鈴社)画 出口雄大
5冊目の詩集。多くの詩が作曲されている。この詩集は、ご主人を亡くされたあと、前を向こうとする強さを感じた。「風が好き」では「うつりかわる 季節のすきまの/風が好き」といろいろなものを達観したような風が吹いている。心に残る。
 ひこうき雲  小林比呂古
通り過ぎたみちが
あんなにも
はっきりと 見えたなら
いさぎよく 生きられるだろうか
まっさおな 空に
きりりと 一直線
(略)

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島崎文緒『秋のマジック』(鶴書院)絵 島崎樹夫
以前、同じ詩誌「おりおん」に。彼女は俳句もされている。会うとなつかしい。亡くなられたご主人さまは、島崎藤村の近い血筋。島崎さんは謙虚で心優しい、詩集を読むとそれが伝わってくる。絵は画家だったご主人島崎樹夫氏。
秋のマジック  島崎文緒
  (略)
この秋の一日は
夢かうつつか
それとも
老練のマジシャンが紡ぎ出した
まやかしの世界か
ともあれ
トパーズ色の輝きに満ちた
午後のひとときに
ゆったり 身をゆだねてさえれば
人生は 涙ぐみたくなるほど
楽しく うつくしい

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2015年01月21日

ふうせん

ふうせん   はたちよしこ

おとこの子は
手にもっていたふうせんのひとつを
飛ばしてしまった

ぽかんとしているあいだに
もうひとつのふうせんも
飛ばしてしまった

ーーいっしょに 飛びたかったのね
そばで 母親がいっている

おとこの子と母親は
いつまでも
空をみあげていた




『いますぐがいい』(長崎出版)
ブログの更新をしないまま、日が過ぎてしまいました。
風邪でもと、メールをいただき、ありがとうございました。

30代の頃、台湾に2年間。そのとき大学生の女の子と
友人になったことは先日、ブログにも書きましたが、
彼女から手紙をもらいました。彼女は7月に教師を定年に、子どもさんも成長され、
東京に会いに来てくれることになりました。
35年ぶりです。一度若いころ、お母さまと会いに来てくれたことがありました。

1年余りのお付き合いで、日本人の私をなつかしく思ってくださっていたこと、
うれしく思いました。
中国語をもう一度勉強したいと思っています。

きょうは、防パト。途中で牡丹雪が降ってきました。
なんだか、子どもたちと楽しくなりました。
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2015年01月05日

あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。

新年を、新しいお気持でお迎えのことと思います。
明るいひかりの中で、新たな年が始まりますように。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

今年は、どんな年であってほしいのか、ふと、考えてみましたが、
やはり、世界の子どもたちが平和で暮らせることを思いました。

先日、TVで、子どもの人身売買が行われていることを改めて知りました。
こんなことが、許されているのでしょうか。
どうすればこれがなくなるのでしょう。
子どもたちが、なにげない普通の生活ができることを、心より祈っています。

今年が、皆様にいいお年でありますように。

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     もあママさんにいただいた可愛い動物のカレンダー

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2014年12月31日

2014年、ありがとうございました。

2014年も過ぎようとしています。
宇宙の時間からすれば、地球の時間はほんの短いものですが、
人が生きていくには、短くも長くも感じられますね。

今年も、社会では、多くの出来事がありました。
12ヶ月、365日、子どもの時は長く感じられましたが、
時間の速度は、年齢と共に早く感じられるのは本当ですね。
一日一日を大切に過ごしたいと思います。

30代の頃、夫の転勤で、家族で2年間台北に行っておりました。
そのとき、英語と中国語を勉強しておりました。
英語に通っていた台北の補修班で、師範大学や台湾大学生の女の子と
親しくなりました。

その方のお一人が、2月に日本に遊びに来られるとのこと、
ぜひ会いたいと、日本語のできる生徒さんに(彼女は教師に)
手紙をたくしてしてくれました。
なつかしく、ぜひと、お便りをしました。
津波があったとき、電話をくださったもう一人の友人、
長い年月が、あっという間に過ぎたような気がします。

今年も、残り少なくなりました。
今年、ブログでは,訪問者数、およそ1万4000件ほどいただき、
本当にありがとうございました。

明日は元旦、おせち料理ですね。
毎年、母が作っていた黒豆、田作り、なますなど作りました。
なますは、干し柿を入れるのですよ。

来年が、皆様にとって、良いお年になりますように、
心より、お祈りいたしております。
一年間、本当にありがとうございました。うれしかったです。

        141227 007.jpg



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2014年12月28日

いがらしれいこさん

12月16日、児童文学者協会会員で、詩の仲間だった
いがらしれいこさんが亡くなられました。91歳でした。
一昨日、お嬢さんから連絡がありました。
いがらしさんは
『小さなてのひら』(銀の鈴社)
『小さなしあわせ』(らくだ出版)
『小さないい日』(らくだ出版)を出されています。
そして、短歌集も出されています。

小学校の先生をされていて、子どもたちをこよなく愛しておられました。
定年後は、お孫さんのお世話をされて、子どもたちを、ずっとみつめてこられました。
スキ―がうまく、若々しく、くったくなく、ご自分を失わない方でした。
よく、詩の仲間で一緒に、旅行もしました。
ご主人と、俳句の会にもご一緒のときもありました。
長いお付き合い、楽しく、いろいろ触発されてきました。
最後、11月の詩論研究会発行の音読集に、参加してくれました。
いがらしさん、いろいろ、ありがとう! 楽しかったね。


わたしの北風     いがらしれいこ

北風の中を わたしはすすむ
きょうの北風は 弱気か
瞬間 顔面をぴしゃっと冷気の平手打ち

びゅん びゅう
金属音を吹きつける
脳みそが きゅっとしばられる

からだが ごわごわだ
遠くからやってきた北風は
きたえぬかれた力を みせつけるか

わたしはすすむ
北風の中を
一瞬あたたかい風が
顔面をなでる


音読集「あさの まほう」より



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2014年12月22日

子どもたち

今年も残り少なくなってまいりましたね。
年々、一年が早く過ぎるのを感じます。
一昨日、図書館に行き、別の図書館からの予約、貸し出せない詩誌を、
図書館で10冊、さすがに読み疲れました。
いただいた詩集、詩誌、毎日、拝読しているのですが、
お返事が、追いつかないでおります。お許しください。

このところ
親の子どもへの虐待のニュースに心痛めております。
先月、虐待され、親にいわれて自殺した中学生を、
忘れることができません。
地球上には、子どもが働かなければならない環境もあります。
でも、子どもはどんなときも、親を思っています。

防パトをしながら、子どもの楽しそうな声を聞くと
私の方が元気をもらっています。
子どもと、ふたりっきりになると、
急に、おしゃべりする子もいます。
(それぞれの性格があるのですね。)
送り終えて帰るとき、みんな元気でといつも思います。


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2014年12月07日

句会に

先日、句会があり、東京の御嶽山の宿坊に泊りました。
途中、河合玉堂美術館を訪ねました。宿坊にも絵があります。
お料理も、畑で作られたいろいろな物を出してくださり、
何度か行っているのですが、東京ののんびり出来るところです。


141203 038.jpg 銀杏が幾重にも重なって 141203 040.jpg石段も落葉

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         麦藁の屋根     141203 044.jpg
                      紫陽花が!

141203 046.jpg 切り株に落葉が     141203 052.jpg  

            
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2014年11月29日

小さな時間

小さな時間    はたちよしこ

おかあさんと
小学6年生くらいの男の子が
それぞれ自転車に乗っている

二人は 前になったり
後ろになったり
どちらにも笑顔が浮かんでいる

家に帰ると
きっと おたがいに忙しいのだろう
けれど いまは
ゆっくりと自転車に・・・

なにを 話しているのだろう
いつもなら言わないことも
話しているのだろうか
笑いながら
自転車を走らせている

小さな時間が
ゆっくりと
自転車に乗っている





「ノート」より

落葉の美しい季節ですね。
そのまま通り過ぎることができなく、思わず拾ってしまいます。
なんまいも、出かけるたびに持って帰って、
この色が消えないように・・・と思いますが、
また、あたらしい季節がくるのよ、といっているような、
こんなこと思いながら見ています。

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 きょう拾ったのですが、これには色のきれいさがでませんでした。


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2014年11月24日

風の掲示板25

>菊永 謙『子どもと詩の架橋』(四季の森社)
少年詩の数少ない評論集。菊永氏自身も少年詩を書かれてる。
菊永氏は『原っぱの虹』(いしずえ)では産経児童出版文化賞、三越左千夫賞を受賞されている。それだけに、書き手の立場からの深い読みがあり、広く少年詩を見つめてきた視点は愛情深い。取り上げた多くの方の作品から、少年詩の深みを感じとることができる。

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加藤丈夫『仙人』(四季の森社)
詩論研究会にはいつも参加してくださる心優しい加藤氏。1931年生まれ。
三冊目の詩集。この詩集は殆どが散文詩。読むうちに不思議な世界に引き込まれる。
「私は毎晩きまってこんな夢をみる。もっとも夢としてはあまりに鮮やかなのであるいは夢ではなくて現実なのかも知れぬ」という書き出しの「ぬえ」という不思議な作品にも心引かれる。絵はおしゃれな感覚の大井さちこ氏。  

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西沢杏子『虫の恋文』(花神社)
西沢氏は虫が好きで、ブログにも詳しく虫と密着した生活も書かれている素敵な女性。詩集、童話にも多くの虫が取り上げられている。蛍の幼虫を何百ひきも育てられているという。詩集を読みますと、虫も人も変わらない思いがあると、そんな気持ちにさせられる。「びろうどこがね」の作は「(略)夜の間に/何が起ったのだろう/わたしと同じ暗闇のなかで」と、心に残る作品が多くある。ぜひ、ホームページをご覧ください。

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やまうち・しゅうへい『風のおくりもの』(銀の鈴社)
やまうち氏も詩論研究会によく出席してくださいます。とても真面目な純粋な方です。今回の詩集は処女出版です。作品「秋」、「虫の声//耳をすまして/きいている//静まりかえった/山すその/古びた家は/秋の中」と、日々の生活の中で、心優しい発見を短くまとめて書かれている。「はじめてのおとまり券」という心温かい作品もある。山本省三氏の絵が、可愛いいです。

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みお ちづる『ダンゴムシ だんごろう』2(すずき出版)
‘だんごろう‘というダンゴムシがダンゴムシ天国をめざして旅をする2卷。いろいろな事に出会いながら、残してきた仲間のために。今回は、からだのこんがらがったミミズに会い、治す方法を教えてあげたり、ムシまつりに誘われます。これが、楽しいムシまつりなのです。「おいらは しがないダンゴムシ。でも、まがったことは ゆるさない」と旅を続ける。これからどうなるのが楽しみ。愛読者も多いのでは!


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2014年11月14日

書店「ハックルベリーブックス」で

友人の児童文学者奥山恵さんの書店「ハックルベリーブックス」で
楽しい催しがあります。
奥山さんから、メールをいただきました。11月30日(日)のことです。


おもしろいお知らせがあります。
うちの店に来てくれた内免さんという若い男性が、
11/30、11時〜にうちの店で
「子どもの詩を歌いますコンサート」というミニライブをやります。
詳細はこちら
http://www.huckleberrybooks.jp/cgi-bin/schedule/sche3/sche3.cgi#831

内免さんは,そもそもはたちさんのブログを見てうちの店を知り,
来て下さったそうなのですが,いろいろとめずらしい詩集があると最初から
すごく感激して,いろいろな詩集(『レモンの車輪』も)を買ってくださいました。

また,学生の頃から,好きな少年詩や自作の歌詞で曲を作り、
ギターやピアノで歌ったりもしていたそうです。



私は句会で行けなくて残念ですが、
千葉の柏の駅を下りて近いですので、
お近くの方は、どうぞ、お出かけくださいね。

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奈良にて

posted by YH at 18:00| Comment(2) | 日記(途中下車) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月12日

原村へ

11月8日から10日まで、
長野の原村に行ってきました。
ペンション「ころぼっくる」です。
友人に紹介されて以来、詩の仲間や家族と訪れています。

この日は、詩の仲間4人で行きました。
一日は雨でしたが、朝の深い霧、紅葉の葉を落とした木々、
そして、白樺の木は、すべて葉を落とし、
晩秋の空に、枝をまっすぐにのばしていました。

「ころぼっくる」のオーナーご夫婦はとても素敵な方で
お話をしていますと、心が広がります。夕食もとても美味しいです。
ただ、現在、ペンションは、売りに出されています。
寂しいですが、年月の流れはしかたがないですね。

詩の仲間は、もう何十年のお付き合い、
これからも元気で、ゆっくり旅を続けたいと思いました。


141111yatugatake 063.jpg 白樺林     141111yatugatake 076.jpg  林の中のテーブル

141111yatugatake 086.jpg 暖炉のあるレストラン 141111yatugatake 094.jpg    

141111yatugatake 100.jpg
拾って帰った落葉

      
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2014年11月05日

 
雲     はたちよしこ

一日として
おなじ雲はないはず

そう おもっているのに
いつか みたことのある雲に
出会うことがある

その雲も
合図を送ってくれるのか
なつかしくて
手を伸ばしたく
しばらく みている

やがて
雲は 
少しずつ かたちを変え
どこかへ去っていく

けれど 
雲は 
また 来てくれるにちがいない

なつかしいひとのように
ふいに・・




「宙」32号

火、水曜日は、防犯パトロールの日です。
3時前には、小学校に行っています。

一昨日、3年生は、グリコ工場見学の遠足。
校門で待っていると、3年生が先に出てきて、「いっしょに!!」と引っぱられ、
1年生と帰るのがいつもですが、
3年生達にしっかり引っぱられぱなして帰りました。
(でも、3年生が1年生のときは、一緒でしたものね。)

きょう、水曜日は、一斉下校。
また、3年生達に引っぱられそうになりましたが、
「ダメ ダメ」と逃げて、一年生達と帰りました。

途中、どこかの家の前に、花梨の実がおかれ、
「どうぞ」と書かれていました。
一年生は喜んで、ひとつずつもらって帰りました。
花梨ジュースの作り方を教えてあげたら、
みんなうれしそうでした。

       141031 030.jpg
       一年中咲いてくれています。

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2014年10月31日

奈良へ

27日から、神戸に行き、伯父、叔母に会いました。
伯父は91歳、叔母は83歳、二人とも元気でうれしかったです。

28日は、奈良で両親のお墓参り。
午後は、「小さな詩集」の同人の、たのみつこさん 白瀧愼里子さんに
奈良まで来ていただき、楽しい時間でした。ありがとう!

29日は、朝から一人で、唐招提寺、薬師寺、秋篠寺をまわりました。
唐招提寺では、正面の金堂の柱の間隔が、同じではないことを本で知り
ずっと確かめたいと思っていました。やはり、等間隔ではなかったです。きれいですね。
秋篠寺では、伎芸天を。
何度も来ましたが、そのたびに、心打たれます。
午後から、高校時代の友人に会いました。急にでしたのにありがとう!

30日は、朝早く京都へ。鞍馬口で、姉や義兄のお墓参り。
姉は73歳で亡くなり、ニ人姉妹だけに寂しいです。
そのまま帰京。

神戸では、大学の寮に。
奈良では、ワシントンホテルプラザに泊りました。

写真をクリックして大きくして見てください。落葉がきれいでした。

 
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  唐招提寺               
                 141031 046.jpg
                  隠れそうな電話BOX           141031 052.jpg 
コンクリ―トに赤い落葉 


   
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2014年10月19日

「あなたに」

あなたに      はたちよしこ

風になりたい
顔を上げ ぐんぐん歩いていく
あなたの 向かい風になりたい

強く吹けば
さらに強く つきすすんでくれる
あなたの 向かい風に

ときには
脊をむけることがあっても
ただ おなじ方向に流されるのではなく
じっと 孤独でありたい

はげしく ぶつかっていける
たったひとりの人と 思えるから

澄んだ空の ひろがる
あなたの 向かい風になりたい




『いますぐがいい』(長崎出版)

先日、今年の教科書や参考書などに使っていただいた詩の
書類が送られてきました。

「れもん」「くつ」「風」「切符」「すべりだい」「絵葉書」
「雪消し」「ゆかた」「蔦」「手」「草」「パセリ」「列車」などですが、
「あなたに」というこの詩を、ある予備校で、
使っていただいたことを知りました。
うれしく思いました。

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    拾った大きなドングリ


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2014年10月13日

「小さな詩集」11号

小さな詩集」11号を、発行いたしました。

 今号の表紙絵は、詩人で児童文学者の山本和夫氏です。7号でも使わせていただきました。
 詩集『ゴビ砂漠』を改めてなつかしく読みました。
 昭和60年、協会での「少年詩、童謡研究会」に来ていただきましたときは、広い空を飛んでおられるかの ように、飄々とされていているのを感じました。いまも、どこかで飛んでおられるのでしょうか。

 裏表紙絵は、いつもの田中恒子さんです。動物たちの会話に、彼女も入っているのではと思ってしまいま  す。田中さんは国語の教科書の絵を書かれていました。心楽しい絵です。
 
 檜きみこさんが、詩集『クケンナガヤ』(私家版)で、今年度の三越左千夫賞を受賞。
 子どもの大人をみる視点が真剣で、それでいて、のんびりと流れいく時間。
 不思議な感覚に引かれる詩集です。
 島村木綿子さんが『たいくつなトラ』(福音館)を出版。心に残る不思議な心やさしい物語です。
 どうぞ お読みいだければと思います。(挨拶状より)


ご挨拶状の一部を転載いたします。
ご希望の方がおありでしたら、お送りさせていただきます。
講読もさせていただいております。
どうぞ よろしくお願いいたします。中から一編を。


   準備体操    はたちよしこ

  ――えつ いま 準備ですか?
  身体がつぶやく
  ――わたしは いつでも本番なのですが・・・



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    「小さな詩集」11号     
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                イカダホトトギスの花       


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2014年10月06日

川柳ポエトリー「道の花舎」

川柳ポエトリー「道の花舎」という、可愛い三つ折りの月刊誌があります。
永田明正氏が出されています。10月で NO・75です。
カラ―で季節の花の写真、すべて雑草というか、青い空の下で、咲いている花が表紙になっています。
川柳が中心ですが、エッセイという欄があり、いろいろな方が書かれています。
私も書かせていただいたことがあります。

8月は「「無言館」の明るさ」とういタイトルで
「無言館」館主・作家の窪島誠一郎氏が書かれていました。
 「「絵を描く」とうい希望を捨てなかった画学生たちの、今も輝きをうしなわない「生命の光」の明るさなのである。」と結んでいる。

その窪島誠一郎氏が「PHP」8月号に「父のこと母のこと」というエッセイ欄に
書かれていたのを、永田氏が同封くださった。
タイトルは「母の落花生」

「ニどしか会っていない生みの母のことを書く。」という書き出しから、
その母が 
「水上勉氏と知り合って同棲、昭和16年九月に私をもうけた。しかし、肺を患って酒におぼれる父との生活はまもなく破綻、満二歳九日だった私を、東京世田谷の明大前で靴の修理業を営んでいた窪島茂、はつ夫婦のもとに手離す。」

二十数年の親さがしの末、父は水上勉だったこと、
なんども会いたいという母に一度も返事を書かなかったことを書いている。
そして、母は自殺、
「私は母が死ぬ前に送ってきた落花生を思い出して袋をあけた。(略)」

「・・・・私はそれをひとつひとつ口に運んだ。そのたびに、殻がカミソリの刃のようにとび散って、セーターの胸につき刺さる。ふいに落花生を頬ばる私の眼から涙がふきこぼれ、やがてその涙はとまらなくなった」

無言館を、また訪れてみたくなりました。

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道の花舎

posted by YH at 11:11| Comment(4) | 日記(途中下車) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする