2018年02月05日

風に

防パトのとき。
子どもたちが帰って来る道
信号のない横断歩道で、待っています。
駅に近いのですが、子どもたちの帰って来る道は、
長い一本道で、あまり人は通りません。
道のそばに クローバーが咲いています。


  風に   はたちよしこ

クローバーの葉の中を
歩いていた

あっ 四つ葉!
思わず 手を伸ばした
でも 三つ葉だった
横の葉の一枚が重なり
四つ葉にみえただけだった

いつものことと
行き過ぎようとして
ふと 思った

葉は 
おたがい 寄り添い
ときに 四つ葉になったり
五つ葉にもなったり

離れたり 倒れたり
風に ほどけては

ふたたび
寄り添いながら
強く生きているのだと



posted by YH at 09:26| Comment(5) | 日記(途中下車) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月02日

雪の日

 きょうは朝から、牡丹雪が降っています。
屋根は、真っ白です。
風に舞いながら降る雪。
どこまでも歩いていくと、どこかに亡くなった父や母に会えるような!
子どものようですね。
でも、ふと、思ってしまいます。優しい父母でした。

そんな中、
いま 面白いと思いながら読んでいる本があります。
夢枕 獏『大江戸恐龍伝』1(小学館)平賀源内のこと。
池波正太郎『忍びの風』(文春文庫)  
浅田次郎『神坐す山の物語』(双葉文庫)これは、奥多摩、御嶽山での物語。
     これは出版されたばかり。昔、奥多摩の方に家を借りてなつかしい。

この3冊を、夜、車中など分けて読んでいます。
みんな面白いです。

今から、もう、春を待っています。
近くに、土筆がいっぱい出るところがあります。
今年は早く行きます!!
すき焼きか、卵焼きに!




H28.3.24 152.jpg
留学からの帰国を待っている娘のところの(2年まえの写真です。)
posted by YH at 09:25| Comment(2) | 日記(途中下車) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月27日

小さな別れ


小さな別れ    はたちよしこ

駅のエレベーターの中
お母さんとベビーカーの一歳くらいの子
その子が泣いている
ーーどうしたの
おもわず声をかけた
ーーいま おばあちゃんと別れてきたばかりなのです
そういうお母さんも 少し涙ぐんでいる

かって わたしも
子どもを連れ
見送ってくれる両親に
じゃあ またねといいながら
涙があふれてきたことがあった

楽しかった時間が終わる
人は みんな
小さな別れを くりかえしながら
生きていくのかもしれない

エレベターを出て
おかあさんは
ぐんぐん ベビーカーを押していく

プラットホームに
優しい風が 吹いていた





  

IMG_0630.JPG
私が子どもの時に使っていたミルク入れ

posted by YH at 20:30| Comment(4) | 日記(途中下車) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする