2017年11月05日

「子どもとことばの力」

10月31日に、日本図書教材協会の「子どもとことばの力」第9回フォーラムがありました。そのとき、お話をさせていただきました。

鷲津名都江氏が「マザーグースとわたし」
その前に、私が「詩が生まれるとき〜まど・みちお氏に出会って」を話させていただきました。
2部は、聞き手、藤田のぼる氏から会場の質問でした。

来年「赤い鳥」創刊100年を記念したものです。
貴重な経験をさせていただきました。

私は、まど・みちお氏との出会いと、教科書に載っている私の3編の作品について
話させていただきました。
そして、お話の最後に、このことを話させていただきました。


 これまで多くの駅に出会いました。ひとつはカナダのバンフという駅です。
駅舎ではなく、ただ、10メートルくらの台だけがあったのです。
プラットフォームというのは「台」という意味です。
列車に乗っていた人は、この台から下ります。
台は、見渡す限り地平線からの風雨にさらされながら、ただ、週に2,3度来る列車のためにありました。
けれど、夜は、満天の星が降り注ぎます。
私は、この小さな駅、プラットホームを思うたび、
この駅のように、強く素朴な自分でありたいと思いました。




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2017年10月26日

内田麟太郎氏の詩集

内田麟太郎さんの詩集『たぬきのたまご』絵・高畠 純(銀の鈴社)
が出版されました。

いつも、独特の文字があたたかい内田麟太郎氏。
お人柄も、文字のようなあたたかさが伝わってきます。
そして、楽しく、静かなものが伝わってくる方です。
楽しいブログもされています。
絵本『ともだちや』(偕成社)『うし』(アリス館)等を出版されています。
ご紹介したい詩がいろいろあり、迷いましたが、楽しく読むほど心に沁み込んでくる詩を。

  あんぽんたん   内田麟太郎

あんぽんたんってなんなのさ

あんこでしょ
ぽんぽんでしょ
たんとでしょ

ぽんぽんにあんこをたんと
ああ まんぷく

しあわせのことだね




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posted by YH at 09:38| Comment(0) | 日記(途中下車) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月23日

詩「どこかに」

ずっと 以前に書いた詩です。
整理していたら出てきました。



    どこかに    はたちよしこ

 うしなったものは
 なくなってしまったのではなく
 ここにないだけで
 どこかにあると
 おばあちゃんは いっていた

 わたしが
 てぶくろやマフラーを
 なくしたとき いってくれた

 そして ともだちと 
 けんかしたとき

 ともだちのことを 
 おもっていることは
 うしなっていないことと いってくれた

 たいせつなものは
 なくなってしまったのではなく
 どこかに
 ずっと ずっと あるのだと 



posted by YH at 18:09| Comment(2) | 日記(途中下車) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする