2017年10月26日

内田麟太郎氏の詩集

内田麟太郎さんの詩集『たぬきのたまご』絵・高畠 純(銀の鈴社)
が出版されました。

いつも、独特の文字があたたかい内田麟太郎氏。
お人柄も、文字のようなあたたかさが伝わってきます。
そして、楽しく、静かなものが伝わってくる方です。
楽しいブログもされています。
絵本『ともだちや』(偕成社)『うし』(アリス館)等を出版されています。
ご紹介したい詩がいろいろあり、迷いましたが、楽しく読むほど心に沁み込んでくる詩を。

  あんぽんたん   内田麟太郎

あんぽんたんってなんなのさ

あんこでしょ
ぽんぽんでしょ
たんとでしょ

ぽんぽんにあんこをたんと
ああ まんぷく

しあわせのことだね




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posted by YH at 09:38| Comment(0) | 日記(途中下車) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月23日

詩「どこかに」

ずっと 以前に書いた詩です。
整理していたら出てきました。



    どこかに    はたちよしこ

 うしなったものは
 なくなってしまったのではなく
 ここにないだけで
 どこかにあると
 おばあちゃんは いっていた

 わたしが
 てぶくろやマフラーを
 なくしたとき いってくれた

 そして ともだちと 
 けんかしたとき

 ともだちのことを 
 おもっていることは
 うしなっていないことと いってくれた

 たいせつなものは
 なくなってしまったのではなく
 どこかに
 ずっと ずっと あるのだと 



posted by YH at 18:09| Comment(2) | 日記(途中下車) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月13日

「小さな詩集」17

「小さな詩集」17号を発行いたしました。


一行詩です。

    秋      はたちよしこ

   貨物列車が 霧をはこんでいく



広いカナダで、列車に乗ったとき、
ただ、なにもないところを走って行きました。

着いたところのプラットホームは、
列車を降りるための台のようでした。まさにプラットホームです。
そして、そこは、ただ、地平線が広がっていました。
風雨に晒されながら、週に2、3度来る列車のためにありました。
しかし、夜は満天の星が降り注ぐでしょう。
この小さなプラットホームを思うたびに
この駅のように 強く素朴な自分でありたいと思いました。





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posted by YH at 10:46| Comment(0) | 日記(途中下車) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする